軽量化し666psを発生0→100km/hは3.3秒
さて、改めてウルス ペルフォルマンテを紹介しよう。ベースになったのは2018年に登場したスポーツSUVで、2021年は5240台が生産され、ランボルギーニの記録的な販売台数に大きく貢献した。そして3年目に入った2022年に改めてハイエンドバージョンの追加が決定されたのである。
2022年8月19日にザ クエイルモータースポーツ ギャザリングで一般公開されたウルス ペルフォルマンテは、グリーンのボディにルーフやボンネット、フロントスカート、ディフューザー、ルーフスポイラーなどがカーボンでブラックアウトされたトーンカラーで登場。
またこれらによって車重はのダイエットを達成している。さらに車高は低められ、広がったトレッドを持ったスポーツシャシが採用されハンドリングの向上も図られている。
インテリアは、ハンドルの時位置に真っ赤なマーキングが施され、さらにカーボンとアルカンタラによるトリムでスポーツムードが高められている。搭載されるV8ツインターボエンジンはウルスより16psアップの666psを発生、0→100km/hも0.3秒上回る3.3秒となり、最高速度は306km/hに達する。
![画像: 初披露されたウルス ペルフォルマンテ。カーボン素材の採用などで47kg軽量化、最高速も306km/hとなる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/09/26/4df999a26e89c4d2b2e74f58a832740b27e7972a.jpg)
初披露されたウルス ペルフォルマンテ。カーボン素材の採用などで47kg軽量化、最高速も306km/hとなる。
ステファン・ヴィンケルマン社長によれば、このペルフォルマンテは、顧客の期待も大きく、おそらくウルスの販売台数を40%引き上げることを確信している。
出荷は、22年末から開始、価格は欧州が21万8487ユーロ(約2750万円)、アメリカでは26万0676ドルと発表されている。(文:木村好宏/写真:キムラ・オフィス、アウトモビリ ランボルギーニ S.p.A)