システム出力462psを発揮する高性能版の「S ハイブリッド」
今回発表された「ベンテイガ S ハイブリッド」と「ベンテイガ アズールハイブリッド」は、ベンテイガシリーズの中でも個性的なモデル。
ベンテイガ S ハイブリッドは、ベンテイガ ハイブリッドのパワートレーンをさらに強化したハイパフォーマンスモデルで、ジェネレーターとしても機能する「Eモーター」の最大出力を128psから136psに引き上げ、PHEVシステム全体のパワーは449psから462psに増強されている。
これにより、ほぼ無音の穏やかな状態からスリリングな加速を見せて、0→100km/h加速5.3秒という驚くべきパフォーマンスを発揮する。
またシャシも強化されて、よりダイナミックな設定となり、スポーツエグゾーストサウンドも専用にチューニングされる。またエクステリアは、ほかのSモデルと同様に、ラジエーターグリル、サイドシル、ドアミラー、ヘッドランプ、バッジなどが凄みのある光沢ブラックとなる。もちろんインテリアはスポーティな雰囲気を生み出す仕立てとなる。
静けさと爽快感を昇華させた「アズール ハイブリッド」
一方、ベンテイガ アズール ハイブリッドは、エンジンと電気モーターの強力な組み合わせにより静かで洗練されたドライビング エクスペリエンスを提供すると同時に、デザイン、テクノロジー、クラフトマンシップの組み合わせにより究極の快適性を追求している。
その外観は、ブライトクロームのロワーバンパーグリル、アズールバッジ、22インチ10本スポークホイール、「ジュエル」フィラーキャップなどを特徴とするが、インテリアのバリエーションは充実しており、ユーザーは豊富な色合いのウッドやレザー、コントラストステッチ、シートパイピングから様々な組み合わせを選ぶことができる。
この2つの新しいベンテイガ ハイブリッドモデルは、ベントレーの「ビヨンド100」戦略の次のステップ、「2025年までに全ラインナップにハイブリッドが搭載され、初のバッテリー電気自動車を発表」に繋がっていく。
ちなみに今回発表された2つの新しいベンテイガ ハイブリッドモデルは、18kWhの新しいバッテリーを搭載している。