結論:黄色の縁取りが追加され、軽自動車の完全白ナンバー化は不可能に
2025大阪・関西万博を記念した「大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート」が、いよいよ2022年10月24日から交付開始となります。しかし、残念なことに、ラグビーW杯や東京五輪記念のものとは異なり、黄色い縁取りが追加されてしまったことで完全な白ナンバー化が不可能になってしまいました。
![画像: 今回から、軽自動車には黄色の縁取りと左上の切り欠きが入るようになった。普通車は縁取りなしのまま。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/10/17/49a4550b2254ec5ba6e66b6a0a5a032c410cc53f_xlarge.jpg)
今回から、軽自動車には黄色の縁取りと左上の切り欠きが入るようになった。普通車は縁取りなしのまま。
もちろん、大部分は白地ベースのプレートとなるので黄色が目立たなくなるのは事実。すでに乗っている状態の車であっても記念プレートに変更することが可能なので、軽自動車の特徴である全面黄色のナンバープレートが気になる方は、申し込んでみてはいかがでしょうか。
![画像: 2021年受付終了の東京五輪記念ナンバーまでは、黄色い縁取りなしの完全白ナンバー化が可能だった](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/10/17/a9f9653b5f3ae0f6377e738f0683ba2cbdc24bcc.jpg)
2021年受付終了の東京五輪記念ナンバーまでは、黄色い縁取りなしの完全白ナンバー化が可能だった
ご当地ナンバーや全国版図柄入りナンバーでも黄色の縁取りがついている
この黄色の「縁取り」は全国版図柄入りナンバープレートや地方版図柄入りナンバープレート、いわゆるご当地ナンバーのカラープレートでも同様に施されます。残念ながら、軽自動車の場合は黄色の枠がついてしまいますが、こうした図柄入りナンバープレートのデザインで気に入ったものがあればこの機会に試してみるのもよいかもしれません。
![画像: 図柄入りナンバーの例。全国版は1種類、地方版は地域ごとに別デザイン。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/10/17/184e34d4a464db79e558f43b94209e1f91dba6d0_xlarge.jpg)
図柄入りナンバーの例。全国版は1種類、地方版は地域ごとに別デザイン。
通常のナンバープレートより数千円程度交付手数料が高くなることに加えて、カラーにするためには1000円以上の寄付金を納める必要があります。しかし、寄付金は交通機関のバリアフリー化や地域振興など様々な事業の助成金として活用されているため、社会貢献にもなります。
注意点
ただし、注意点として、大阪・関西万博仕様の特別ナンバープレートや全国版図柄入りナンバープレートは全国どこに住んでいても発行してもらえますが、地方版図柄入りナンバープレートは実際に住んでいる地域のナンバーしか選ぶことができません。
また、本記事では「軽自動車のナンバープレートの見た目を黄色地から白地に変更すること」を、便宜上「軽自動車の白ナンバー化」と呼んでお伝えしています。軽自動車を普通車登録で使う裏ワザというわけではない点、ご了承ください。