2022年10月24日、ステランティス ジャパンはジープ ブランドの新型SUV「コマンダー(Commander)」と、グランドチェロキーの標準ボディを発表し、受注を開始した。(タイトル写真は、左がコマンダー、右がグランドチェロキー)

グランドチェロキーにはプラグインハイブリッドも設定

画像: グランドチェロキーは、グランドチェロキーLより全長が約300mm、ホイールベースが125mm短い。

グランドチェロキーは、グランドチェロキーLより全長が約300mm、ホイールベースが125mm短い。

ジープのフラッグシップモデルであるグランドチェロキーは、前述のように既にロングボディのグランドチェロキーLが日本に導入されているが、今回のグランドチェロキーは、グランドチェロキーLより全長が約300mm、ホイールベースが125mm短い標準ボディだ。最小回転半径も6.0mとなり、取り回し性に優れている。

パワートレーンは、グランドチェロキーLの3.6L V6に対し、2Lの直4ターボを搭載。最高出力は272ps、最大トルクは400Nmを発生。組み合わされるトランスミッションは8速ATで、駆動方式はもちろん4WDだ。

グランドチェロキーには、「4xe」と呼ばれるプラグインハイブリッド車(以下、PHV)も設定された。ガソリン車と同じ直4ターボエンジンに、63psと54Nmを発生するスターター/ジェネレーターと、8速ATに挟み込まれた145psと255Nmを発生する電気モーターを組み合わせたシステムだ。モーターのみで最長53kmの走行が可能。ドライブモードは、ハイブリッド/エレクトリック/eセーブの3種類から選択できる。

また、グランドチェロキーの全モデルに新世代の車載通信モジュール「テレマティック ボックス モジュール(TBM)」が採用されており、カーライフが充実する便利なコネクティビティ機能を数多く搭載している。

車両価格は、ガソリン車はリミテッド 2.0Lが892万円(サンルーフ仕様は910万円)、PHVはリミテッド 2.0L 4xeが1037万円、サミットリザーブ 2.0 4xeが1227万円となっている。ハンドル位置は、右のみ。

画像: グランドチェロキーに搭載される2Lの直4ターボエンジン。PHVは、2023年春ごろに日本導入の予定だ。

グランドチェロキーに搭載される2Lの直4ターボエンジン。PHVは、2023年春ごろに日本導入の予定だ。

グランドチェロキー リミテッド 2.0L 4xe 主要諸元

●全長×全幅×全高:4900×1980×1810mm
●ホイールベース:2965mm
●車両重量:2410kg
●エンジン:直4 DOHCターボ+モーター
●総排気量:1995cc
●最高出力:200kW(272ps)/5250rpm
●最大トルク:400Nm(40.8kgm)/3000rpm
●モーター最高出力:46kW(63ps)+107kW(145ps)
●モーター最大トルク:54Nm(5.5kgm)+255Nm(26.0kgm)
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:レギュラー・71.9L
●WLTCモード燃費:10.4km/L
●タイヤサイズ:265/60R18
●車両価格(税込):1037万円

This article is a sponsored article by
''.