2022年11月10日、WRC(世界ラリー選手権)第13戦最終戦ラリー・ジャパンが愛知県豊田市で開幕。オープニングステージとしてナイトステージが1本行われ、トヨタのセバスチャン・オジェ(GRヤリス ラリー1ハイブリッド 1号車)がトップに立った。カッレ・ロバンペラ (69号車)は5位、WRCドライバーとして母国凱旋ラリーに臨む勝田貴元は7位でラリー初日を走りきった。なお、 WRC2クラスにシトロエンC3ラリー2で出場している新井敏弘がクラッシュしたため、ステージは赤旗中断。その後ステージキャンセルとなり、20番手以降は走れなかった。

暗闇の中で行われたSS1で競技スタート

12年ぶりに日本で開催されるWRCラリー・ジャパンは、2022年シーズンを締めくくる最終戦。

11月10日木曜日の午前中、豊田市の鞍ヶ池公園でシェイクダウンでラリーがスタートし、その後、サービスパークが置かれる豊田スタジアムでのセレモニアルスタートが行われ、夕方5時38分から、競技開始を告げるSS1「クラガイケ・パーク」が始まった。

画像: ラリー・ジャパンのスペシャルステージはターマック(舗装路)で行われる。舞台は愛知県豊田市周辺の山岳路が中心。

ラリー・ジャパンのスペシャルステージはターマック(舗装路)で行われる。舞台は愛知県豊田市周辺の山岳路が中心。

画像: 11月10日、豊田スタジアムで行われたセレモニアルスタート。多くのファンが集まった。

11月10日、豊田スタジアムで行われたセレモニアルスタート。多くのファンが集まった。

このSS1は午前中に行われたシェイクダウンの逆走となる全長わずか2.80kmの短いステージで、前半のダウンヒルを経て、その後公園内に入りラウンドアバウトを周回した後、アップヒルを駆け登って2分足らずでフィニッシュする。

完全に陽が落ちた暗闇に包まれたこのオープニングステージでは、前戦ラリー・スペインで今季初優勝を飾ったオジェがベストタイムを記録。ラリーリーダーとして競技初日を終えた。ただこのSS1はいわばラリー開始を告げるという狙いが大きく、上位陣に大きなタイム差はない。

初日トップに立ったオジェは「暗闇の中でのドライブは常に難しいので、今晩のステージはラリーのオープニングとしては簡単ではなかった。でも、距離が短かったし、シェイクダウンで逆向きに走っていたからね。明日が最大の難関、スペインではクルマが完璧に機能したので、今週末も同じようにいいフィーリングを見つけたいね。 今回のラリー・ジャパンは、道幅の狭いステージが続く、非常にチャレンジングな一戦になりそうです」とコメントしている。

画像: 初日トップに立ったトヨタのセバスチャン・オジェ。

初日トップに立ったトヨタのセバスチャン・オジェ。

競技2日目となる11月11日のデイ2は、ミッドデイサービスを挟んで愛知県の豊田市および設楽町で「イセガミズ・トンネル」、「イナブ・ダム」、「シタラ・タウン R」という3本のSSを各2回走行。そのうち、イセガミ・トンネルのステージは全長が23.29kmと、今大会最長のステージとなる。6本のSSの合計距離は130.22kmに達する。

■2022年 WRC第13戦ラリー・ジャパン 初日結果

1位:S.オジェ(トヨタ GRヤリス ラリー1)2m07.0s
2位:C.ブリーン(フォード プーマ ラリー1)+0.1s
3位:O.タナック(ヒョンデ i20 N ラリー1)+0.2s
4位:T.ヌーヴィル(ヒョンデ i20 N ラリー1)+0.3s
5位:K.ロバンペラ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+0.6s
6位:E.エバンス(トヨタ GRヤリス ラリー1)+1.2s
7位:勝田貴元(トヨタ GRヤリス ラリー1)+1.9s
8位:G.グリーンスミス (フォード プーマ ラリー1)+2.2s
9位:D.ソルド(ヒョンデ i20 N ラリー1)+3.1s
10位:E.リンドホルム(シュコダ ファビア ラリー2エボ)+4.0s

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