スーパースポーツカーのエンジンルームを彷彿とさせるガラストップ
クルマ好きには、カメラやオーディオなどを趣味にしている人も多いはず。そこで今回は、クルマでは唯一レクサスに搭載されているハイエンドオーディオ「マークレビンソン」のホームオーディオについて紹介したい。
「スタジオと同じクオリティの音楽を自宅でも聴きたい」そんな思いを抱いたマーク・レビンソン氏が1972年に米国コネチカット州ウッドブリッジで設立した会社が、マークレビンソンのルーツだ。現在は、ハーマンカードンやJBLをはじめ、蒼々たる高級オーディオブランドを配下に収めるハーマンインターナショナルの一員となっている。
そんなマークレビンソンが、創業50周年を記念してブランド初のポータブルオーディオデバイスとなるワイヤレスヘッドフォンを発売したのは、以前に当Webモーターマガジンでも紹介した。そして今回発表されたのが、世界100ペア限定のモノラル パワーアンプ(モノラルだから、ステレオにはペアで必要)の「ML-50」だ。
1972年の創業以来、その驚異的なサウンドパフォーマンスと他に類を見ない贅を尽くした回路素子や回路構成によって、ハイエンドオーディオの代名詞として市場に認知されてきたマークレビンソン。そのサウンドのフィロソフィでもある「原音に忠実に、ライブの感動を再現する」ことを目指すため、何よりも音楽の純粋さを指針として、妥協のない製品造りに専念し続け、その集大成として生まれたのが、このML-50なのだ。
ガラストップから覗く、美しくレイアウトされた回路やロゴ
このML-50、同社の歴代モデルの特徴的部分をインスパイアして生まれている。
現在のフラッグシップ パワーアンプである「No.536」をベースに、フロントパネルのハンドルは1986〜95年に製造された「No.20/20.5/20.6」から、足元部分は1997〜2007年に製造された「No.33/33H」から、ガラス製フロントパネルと赤いLEDバックライト付きロゴデザインは、2008〜19年に製造された「No.53」から、取り入れられた。そして「ML-50」の名は、1977〜86年に製造された最初のパワーアンプ「ML-2」に由来している。
ML-50の上面はガラストップで、LEDで照らされたロゴや美しくレイアウトされた回路を見ることができる。このデザインは、ガラス越しにエンジン本体が見えるスーパースポーツカーのエンジンルームからヒントを得ているという。
当サイトはオーディオ専門サイトではないので、詳しいメカニズム解説は省略するが、マークレビンソン伝統のピュア・バス回路設計を踏襲し、電源部とオーディオ部を大幅に強化することで、原音に忠実な音を再現し、極上の音楽が楽しめるというわけだ。