2022年12月16日、BMWジャパンはプレミアム オープン2シーター スポーツの「BMW Z4」を一部改良し、販売を開始した。デリバリーは、2023年1月以降を予定している。

水平基調のキドニーグリルやエアインテークで迫力を増す

画像: 現行型のZ4は3代目にあたる。

現行型のZ4は3代目にあたる。

Z4は、BMWロードスター モデルの象徴的な2人乗りプレミアム オープントップ スポーツモデル。ルーツは1996年に登場したライトウエイト オープン2シーターの「Z3」だ。だが、BMWでは車名の数字を、奇数はコンベンショナルなセダンやワゴン、偶数はクーペやカブリオレなどのスペシャルなモデルへと体系を変更したため、Z3の後継モデルとして2003年に初代「Z4」が登場した。

現行型は2018年に発表(日本発売は2019年)された3代目で、トヨタとの共同開発によりGRスープラとパワートレーンやプラットフォームなどを共有している。また、初代はロードスターとクーペ、2代目はクーペカブリオレだったが、現行型はソフトトップのロードスターのみとなっている。

今回の一部改良では、ヘッドランプのまわりをブラックとし、BMWデザインの象徴であるキドニーグリルを水平基調としたデザインとし、さらに、エアインテークに迫力を感じさせるデザインとしている。

画像: インテリアなどには大きな変更はないようだ。

インテリアなどには大きな変更はないようだ。

2種類のパワートレーンを設定。コネクテッド性能も高い

画像: 現行型Z4はソフトトップのロードスターのみの設定だ。

現行型Z4はソフトトップのロードスターのみの設定だ。

パワートレーンなどは、現行型と同じ。2Lの直4 DOHCターボ(20i)と、3Lの直6 DOHCターボ(M40i)の2種を搭載。組み合わされるトランスミッションは8速AT、駆動方式はFRのみ。

車載通信モジュールによる「BMW コネクテッド ドライブ」、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスが可能となる「BMW インテリジェント パーソナルアシスタント」、アマゾンが提供するクラウドベースの音声サービス「アマゾン アレクサ」、3年間の主要メインテナンスが無償となる「BMW サービス インクルーシブ プラス」なども、従来型と同様に充実している。

車両価格(税込)は、Z4 sドライブ20iが714万円、Z4 M40iが894万円。いずれもハンドル位置は右のみとなっている。

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