勝田貴元は6位で勝負の年をスタート
そのオジェと2023年はワークスノミネートを分け合うことが決まっている勝田貴元は、木曜日夜のSS2でハンドブレーキが効かないというトラブルでタイムロスするという厳しいスタート。
しかし、金曜日以降はペースを取り戻し、ひとつひとつ順位を上げて6番手に浮上。日曜日SS17では2番手タイムを記録し、その時点で総合5位のオィット・タナックに0.1秒差に迫ったが、最終ステージで左リアをヒットして追い上げならず。
それでもそこまでのマージンが効いて6番手のポジションを守り切ってフィニッシュ。初めてのワークスノミネートという大役が回ってくる次戦スウェーデンに向けて、まずは期待の持てるパフォーマンスと結果を残した。
その第2戦ラリー・スウェーデンは、2月9~12日、同国北部のウメアを起点に開催される。ラリー・スウェーデンは雪と氷に覆われた森林地帯が舞台となる今シーズン唯一のフルスノーイベントで、平均速度が非常に高いハイスピードラリーとなる。
■2023年 WRC第1戦ラリー・モンテカルロ 結果
1位:S.オジェ(トヨタ GRヤリス ラリー1)3h12m2.8s
2位:K.ロバンペラ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+18.8s
3位:T.ヌーヴィル(ヒョンデ i20 N ラリー1)+44.6s
4位:E.エバンス(トヨタ GRヤリス ラリー1)+1m12.4s
5位:O.タナック(フォード プーマ ラリー1)+2m34.9s
6位:勝田貴元(トヨタ GRヤリス ラリー1)+3m32.6s
7位:D.ソルド(ヒョンデ i20 N ラリー1)+3m47.5s
8位:E.ラッピ(ヒョンデ i20 N ラリー1)+3m51.3s
9位:N.グライジン(シュコダ・ファビア RS ラリー2) +10m03.4s
10位: Y.ロッセル(シトロエン C3 ラリー2) +10m07.9s