BMWジャパンは、2023年3月4日〜4月4日にポップアップ エキシビジョン「フロイデ by BMW コネクテッド スルータイム(FREUDE by BMW - CONNECTED THROUGH TIME)」を東京原宿に期間限定でオープンするが、このイベントでBMW Mブランド初のPHEVでありXモデル(SAV)である「XM」を日本初公開する。

逞しさが際立つエクステリアのアレンジ。インテリアは上質感を重視

画像: BMWジャパンの長谷川正敏 社長と日本初公開されたBMW XM。

BMWジャパンの長谷川正敏 社長と日本初公開されたBMW XM。

XMについては以前に当Webモーターマガジンでも紹介しているが、BMW Xモデル(SAV)では初のM専用モデルであり、またMモデルでは初のPHEV(プラグインハイブリッド車)だ。当初はX7のクーペSUV版である「X8」として登場する予定だったが、そのハイパフォーマンスから「M1」以来のM専用モデルとなり、「XM」の名が与えられたという。かつてシトロエンに同名のモデルが存在したが、パテント的には問題はなかったようだ。

全長はX7より7cm以上短いが、ホイールベースは同じだ。上下2段のヘッドランプ、八角形のアウトラインが光るキドニーグリル、サイドウインドーまわりのアクセントバンド、スリムなL字型テールランプ、そして縦に配置された六角形のデュアルエキゾーストパイプなど、エクステリアはMモデルらしいスポーティさを強調している。

インテリアは12.3インチのメーターパネルと14.8インチのコントロールディスプレイを一体化したカーブドディスプレイ、メリノレザーのインテリア、Mラウンジ コンセプトでくつろげるリアシートなど、上質かつ個性的な世界観を演出している。

BMW M 史上最強パワーでサーキット走行も可能なSAV

画像: 全長はX7より7cm以上短いとはいえ、5.1m以上、ホイールベースも3.1m以上ある。

全長はX7より7cm以上短いとはいえ、5.1m以上、ホイールベースも3.1m以上ある。

パワートレーンは、最高出力489psと最大トルク650Nmを発生する4.4LのV8 ツインターボ ガソリンエンジンに第5世代のBMW eドライブ テクノロジーを採用し、電池容量29.5kWhを持つ、最高出力197psを発生する電気モーターを組み合わせたPHEVシステムを搭載。トランスミッションは8速Mステップトロニックを組み合わせる。

システムトータルの最高出力は635ps、最大トルクは800Nmを発生し、電気自動車を除き、BMW史上最強のパワーユニットを搭載するモデルのひとつだ。0→100km/h加速は4.3秒でこなし、フル充電なら電気のみで約90kmの走行が可能だ。

日本仕様の車両価格(税込)は、ボディカラーや内装の選択を問わず、ワンプライスの2130万円となっている。ちなみに、このXMにはさらにハイパワーバージョン(最高出力748ps/最大トルク1000Nm!)の「レーベル レッド」なるモデルも予定されているらしい・・・!
(ここで紹介している数値は、すべて欧州仕様のものです)

BMW XM 主要諸元(欧州仕様)

●全長×全幅×全高:5110×2005×1755mm
●ホイールベース:3105mm
●車両重量:2710kg
●エンジン:V8 DOHCツインターボ+モーター
●総排気量:4395cc
●最高出力:480kW(653ps)/5400-7200rpm
●最大トルク:650Nm(66.3kgm)/1600-5000rpm
●モーター最高出力:145kW(197ps)
●モーター最大トルク:280Nm(28.6kgm)
●システムトータル最高出力:480kW(6532ps)
●システム最大トルク:800Nm(81.6kgm)
●バッテリー容量:29.5kWh
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:前275/35R23、後315/30R23
●車両価格(税込):2130万円

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