ID.4の通年販売やゴルフなどの特別仕様車から展開
1953年に正規輸入された、フォルクスワーゲン タイプ1（ビートル）の実車。
日本におけるフォルクスワーゲンの歴史は、1953年（昭和28年）にフォルクスワーゲン「タイプ1（通称：ビートル）」108台と「タイプ2（通称：トランスポーター）」3台の正規輸入で始まった。以来、70年に渡って日本で親しまれてきたフォルクスワーゲンはユーザに対する感謝を示すとともに、今後さらに愛されるブランドになるため、フォルクスワーゲンの「日本でのあゆみ」、そしてヘリテージによる「信頼性」や多くの人々に提供し続ける「革新性」について積極的に発信していくという。
まず、2023年の計画として、2022年末に導入したフォルクスワーゲン初のフル電動SUV「ID.4」を通年を通して販売し、また主力車種であるゴルフとゴルフ ヴァリアントをベースに数々の追加装備をリーズナブルな価格で設定した70周年記念特別仕様車「プラチナム エディション」の導入を予定している。
2024年末以降に日本導入が正式決定された、ID.バズ。
さらに、2022年のワールドプレミア以降、世界中で注目されている「ID.バズ」を2024年末以降、日本に導入することを正式決定。
タイプ1に続き1950年代から量産され、日本でも「ワーゲンバス」というニックネームで愛されてきたタイプ2は自由なライフスタイルを象徴し、フォルクスワーゲン ブランドのイメージを大きく形成した。そのタイプ2を次世代の電気自動車に置き換えた「ID.バズ」は、未来に向かっていくフォルクスワーゲン ブランドのイメージ メーカーとして大きな役割を果たすだろう。
2022年末に開催されたイベントにID.バズが参考出品されたとき、いまのところ2列5人乗り仕様しかないが、3列7人乗りも計画されており、日本仕様はそれ次第といわれていた。ということは、2024年末以降に導入予定のID.バズ 日本仕様は3列7人乗りになるのだろうか。期待しよう。
フォルクスワーゲン ジャパンでは、この他にも70年にわたってフォルクスワーゲンを愛している日本のユーザーに向けて、今後さまざまな活動を今後展開して行く予定だ。その活動については、同社の70周年記念スペシャルサイトで案内をしていく。
2022年末のイベントに展示されたときも、ID.バズの日本導入を期待するギャラリーは多かった。
ID.バズ（欧州仕様） 主要諸元
●全長×全幅×全高：4712×1985×1937mm
●ホイールベース：2989mm
●モーター最高出力：150kW（204ps）
●モーター最大トルク：310Nm（31.6kgm）
●バッテリー電気自動車総電力量：77kWh
●一充電走行可能距離：423km
●駆動方式：RWD
