昨年2022年はフェラーリのルクレールがポールから独走

3年ぶりの開催となった昨年のオーストラリアGPは、フェラーリのシャルル・ルクレールがポールポジションから好スタートで首位を奪うと、後続のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を1度もDRS圏内に入れさせない独走劇で優勝を飾った。2度のセーフティカー後の再スタートもポジションを譲ることなく、最後はライバルの脱落で悠々とのチェッカーに飛び込んでいる。

画像: 昨年2022年のオーストラリアGP。フェラーリのシャルル・ルクレールがポールトゥフィニッシュを飾った。

昨年2022年のオーストラリアGP。フェラーリのシャルル・ルクレールがポールトゥフィニッシュを飾った。

画像: 昨年2022年のオーストラリアGPのタイヤ戦略。ソフトタイヤは決勝では使われなかった。

昨年2022年のオーストラリアGPのタイヤ戦略。ソフトタイヤは決勝では使われなかった。

【参考】2022年F1第3戦オーストラリアGP決勝 結果

1位 16 C.ルクレール(フェラーリ)58周
2位 11 S.ペレス(レッドブル)+20.524s
3位 63 G.ラッセル(メルセデス)+25.593s
4位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+28.543s
5位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+53.303s
6位 3 D.リカルド(マクラーレン・メルセデス)+53.737s
7位 31 E.オコン(アルピーヌ・ルノー)+61.683s
8位 77 V.ボッタス(アルファロメオ・フェラーリ)+68.439s
9位 10 P.ガスリー(アルファタウリ・レッドブル)+76.221s
10位 23 A.アルボン(ウイリアムズ・メルセデス)+79.382s
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15位 22 角田裕毅(アルファタウリ・レッドブル)+1周
リタイア 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)
ファステストラップ:16 C.ルクレール(フェラーリ)1:20.260

タイヤを供給するピレリは、「アルバートパークサーキットは 2022 年に金属要素が含まれる素材で再舗装されグリップが向上しました。路面は他のトラックよりも滑らかで、セッションを重ねるとグリップはピークに達します。摩耗のレベルは平均的です。2022年のコース変更でレイアウトはやや高速指向になり、また今年はDRS ゾーンが4カ所に設けられることもあり、最高速は340km/hに達すると予測されますが、基本的にストップ&ゴータイプなので、マシンセッティングはトラクションを重視したものになるでしょう。供給するタイヤは、 ハード=C2、ミディアム=C3、ソフト=C4になります。昨年はハード=C2、ミディアム=C3、ソフト=C5とギャップがあり、ソフトは予選用となり、決勝ではすべてのチームがハードとミディアムタイヤを使用しました。つまり今年は戦略の面でレースの選択肢が増えることになります」と分析している。

画像: 第3戦開幕を前にピレリタイヤ公表したオーストラリアGPの分析データ。今年2023年は決勝で多くの戦略が見られそうだ。

第3戦開幕を前にピレリタイヤ公表したオーストラリアGPの分析データ。今年2023年は決勝で多くの戦略が見られそうだ。

レッドブルの速さに、フェラーリとメルセデスがどこまで迫れるのか。ライバルとしては、レッドブルの3戦連続1-2フィニッシュは阻止しなければならない。

2023年F1第3戦オーストラリアGPは、3月31日12時30分(日本時間10時30分)からのフリー走行1回目で開幕、予選は4月1日16時(日本時間14時)、決勝は4月2日15時(日本時間14時)に開始される。

2023年F1第3戦オーストラリアGP タイムスケジュール

フリー走行1回目:3月31日12時30分〜13時30分(日本時間10時30分〜11時30分)
フリー走行2回目:3月31日16時〜17時(日本時間14時〜15時)
フリー走行3回目:4月1日12時30分〜13時30分(日本時間10時30分〜11時30分)
予選:4月1日16時〜17時(日本時間14時〜16時)
決勝(58周):4月2日15時〜(日本時間14時〜)

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