2023年4月7日、ホンダは2022年末をもって生産中止を行った「オデッセイ」に改良を加え、2023年冬に発売する予定と発表。あらたなグレード「e：HEV ABSOLUTE ・ EX BLACK EDITION 」も加わる。それにあわせ、オデッセイ先行情報サイトでの先行公開が同日より開始された。
存在感たっぷりのフロントグリルデザインを採用
2022年末にその役目を終えたかに思えたホンダ「オデッセイ」が、その約半年後に復活の狼煙をあげた。ミニバンブームのけん引役を担った「オデッセイ」は、1994年10月の初代デビュー以来、多人数がゆったり乗れる空間と、低床／低重心パッケージによる高い走行性能 、 洗練されたデザインで、長年にわたり多くのユーザーの心をとらえてきたことは周知のとおりだ。
新デザインのフロントグリルが、改良型「オデッセイ」のアイコンだ。
それだけに、販売継続を望む声も多く、それに応える形で最終モデルとなった5代目をベースとする改良版を2023年冬より販売を開始することとなった。先行予約受付は今秋からが予定されている。
改良モデルの特長は 、押し出し感と 高級感のミックスしたフロントグリルに象徴される。5代目のホンダ 独自の超低床プラットフォームによるゆとりある空間と、 風格あるスタイリングを受け継ぎ つつ、 「精錬」をコンセプトに シンプルでありながらも重厚感を感じさせるデザイン を目指してのことという。新グレード「e：HEV ABSOLUTE ・ EX BLACK EDITION（アブソルート EX ブラックエディション） 」も仲間に加わる。
なお、改良版「オデッセイ」の先行予約・販売開始にさきがけ、オデッセイ先行情報サイトでその姿の一部が公開されている。
