2023年4月20日、ルノー・ジャポンはルノー・スポールの名を冠する最後のモデルとなる限定車「メガーヌ R.S. ウルティム」を発表し、予約受注を開始した。ルノー・スポールが設立された1976年にちなみ、1976台のみが生産されるため、日本割当分の販売で終了となる。
今後モータースポーツ活動などはアルピーヌのブランドで
ルノー・スポールは1976年に設立され、ルノーのスポーツモデルの開発だけでなく、F1をはじめとするモータースポーツ活動を行い、技術開発を行ってきたが、これらの役割は今後ルノーグループの新たなスポーツブランドであるアルピーヌに引き継がれることとなったため、ルノー・スポールはその役割を終えることになった。
ウルティム（ULTIME）とはフランス語で、「最後の」「最終的な」を意味する。ロザンジュ（ルノーのロゴマークの菱形）をモチーフとしたブラックマットストライブが特徴的。
今回発表された限定車「メガーヌ R.S. ウルティム」はルノー・スポールの名を冠する最後のモデルで、ルノー・スポールが設立された1976年にちなみ1976台が生産される。
その特徴は、メガーヌ R.S. トロフィーの性能と装備を受け継ぎつつ、ボディにロサンジュをモチーフとしたブラックマットストライブを配し、さらに、ブラックアウトされたロゴ、軽量なブラックの19インチアロイホイール「フジライト」などを装備して、スポーティさをさらに強調していること。
センターコンソールには、ルノー・スポールのテスト／開発ドライバーで、ニュルブルクリンク市販FF車の最速記録を持つロラン・ウルゴン氏のサイン入りシリアルプレートが装着される。
ボディカラーは、ジョンシリウスメタリック、オランジュトニックメタリック、ブランナクレメタリック、ノワールエトワールメタリックの4色を設定。トランスミッションは6速DCT（EDC）と6速MTが設定されるが、車両価格はともに659万円。
