フェルスタッペンはノータイムのまま9番手が確定
マイアミGP予選はいつものオーダーとは大きく異なる波乱の結果となった。
その要因のひとつとなったのが、Q3でのルクレールのクラッシュ。Q2までフェルスタッペンとルクレールが激しくトップ争いを展開していたが、ともにQ3の最初のアタックでミスを犯して最後のアタックにかける状況だった。
そんな中、ルクレールを先頭に各車最後のアタックに入ったが、そのルクレールがクラッシュしてしまう。このため残り1分30秒あまりで赤旗中断となり、予選はそのまま終了となってしましった。
これでフェルスタッペンはノータイムのまま9番手が確定、ルクレール自身も7番手にとどまり、ポールポジションは1回目のアタックでトップタイムをマークしていたペレスが獲得することになった。
トップ10もいつもの顔ぶれと少々違う。マクラーレン勢は揃ってQ1敗退、メルセデスも伸び悩み(ハミルトンは13番手)、かわってアルピーヌ勢、ハースのマグヌッセン、アルファロメオのボッタスが上位に進出している。
なお、角田裕毅(アルファタウリ)はQ1で敗退、今季は初めてチームメイトに敗れて17番手だった(ニック・デフリースはQ2に進出して15番手)。
波乱となった予選を受けて、決勝はどうなるか。マイアミGP決勝(57周)は日本時間5月8日4時30分(現地時間5月7日15時30分)から行われる。
2023年F1第5戦マイアミGP予選 結果
1位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT) 1:26.841
2位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・メルセデス) 1:27.202
3位 55 C.サインツ(フェラーリ) 1:27.349
4位 20 K.マグヌッセン(ハース・フェラーリ)1:27.767
5位 10 P.ガスリー(アルピーヌ)1:27.786
6位 63 G.ラッセル(メルセデス) 1:27.804
7位 16 C.ルクレール(フェラーリ) 1:27.861
8位 31 E.オコン(アルピーヌ)1:27.935
9位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)
10位 77 V.ボッタス(アルファロメオ・フェラーリ)
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15位 21 N.デフリース(アルファタウリ・ホンダRBPT)
17位 22 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダRBPT)