タイヤやサスペンションへのストレスも大きい

14日の最終日デイ3は、ビッグジャンプで有名な「ファフェ」を含む4本のステージを走行。最終ステージとなるファフェ2は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーにボーナスの選手権ポイントが付与される「パワーステージ」に指定されている。

画像: ラリー・ポルトガルのグラベルステージは路面が軟らかい砂や目の細かな砂利で覆われている。同じステージでも1回目と2回目で路状況が大きく変わるのも特徴。

ラリー・ポルトガルのグラベルステージは路面が軟らかい砂や目の細かな砂利で覆われている。同じステージでも1回目と2回目で路状況が大きく変わるのも特徴。

ラリーは3日間で19本のSSを走行し、その合計距離は325.35km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1644.92kmとなる。

ラリー・ポルトガルで問題となるのが、路面のコンディションが同じステージを1回目に走行する時と2回目に走行する時で大きく変わること。1回目の走行では砂に覆われて全体的にソフトだが、砂が掃ける2回目は深い轍が刻まれ、また石や岩盤が露出することでタイヤやサスペンションに大きなストレスがかかる。

グラベル路面は軟らかい砂や目の細かな砂利で覆われているため、スタート順の早いドライバーはその滑りやすい砂を掃き飛ばしながら走らなくてはならないため不利なコンディションでの走行となるが、ドライバー選手権をリードするエバンスがどんな走りを見せるかも注目となる。

勝田貴元がワークスとしてエントリー

昨年2022年のラリー・ポルトガルでは、選手権リーダーとして不利な先頭スタートで挑んだロバンペラが周囲の予想を覆す見事な勝利を飾った。荒れた展開のラリー2日目を2番手と絶好の位置で終えたロバンペラは、ラリー3日目に首位のチームメイト、エルフィン・エバンスとの差を瞬く間に削り取り、午後の3連続ベストでついに逆転。ラリー最終日も、エバンスとの差をキープしたまま、第2戦スウェーデン、第3戦クロアチアに続く3連勝のフィニッシュに飛び込んだ。

【参考】2022年WRC第4戦ラリー・ポルトガル 結果

1位:K.ロバンペラ(トヨタ GRヤリス ラリー1)3h44m19.2s
2位:E.エバンス(トヨタ GRヤリス ラリー1)+15.2s
3位:D.ソルド(ヒョンデ i20 N ラリー1)+2m17.3s
4位:勝田貴元(トヨタ GRヤリス ラリー1) +2m19.4s
5位:T.ヌーヴィル(ヒョンデ i20 N ラリー1)+2m37.8s
6位:O.タナック(ヒョンデ i20 N ラリー1)+4m45.7s
7位:P.ルーベ(フォード プーマ ラリー1)+5m52.1s
8位:C.ブリーン(フォード プーマ ラリー1)+7m03.4s
9位:A.フルモー (フォード プーマ ラリー1) +8m09.6s
10位:Y.ロッセル(シトロエン C3 ラリー2)+13m48.9s

今年のラリー・ポルトガルには、トヨタがカッレ・ロバンペラ、エルフィン・エバンス、勝田貴元の3台、ヒョンデがティエリー・ヌーヴィル、エサペッカ・ラッピ、ダニ・ソルドの3台、Mスポーツ フォードはオイット・タナック、ピエール・ルイ・ルーベの2台、計8台のWRカーがワークス参戦する。昨年のこのイベントで4位、今年はワークスとしてエントリーする勝田貴元に注目だ。

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