2023年5月9日(現地時間)、フランスのアルピーヌは2024年に発売を予定している電動ハッチバックのコンセプトモデル「A290ベータ」を世界初公開した。スポーツカーの概念を再構築する新世代EVスポーツとして注目される。

Bセグメントサイズの次世代3ドアハッチバック

画像: かつてのルノーサンクを思い起こさせる塊り感のあるスタイリング。3ドアとなっているようだが、市販時には5ドアも設定されるのだろうか。

かつてのルノーサンクを思い起こさせる塊り感のあるスタイリング。3ドアとなっているようだが、市販時には5ドアも設定されるのだろうか。

アルピーヌA290ベータ(A290 β)は、2024年に発売が予定されている「A290」のコンセプトモデル。アルピーヌは2026年までに完全電動ブランドになることを目指しているが、今回登場したA290は、次世代のアルピーヌを構築する「ドリームガレージ」の3台のうちの1台となる。

車名のA290ベータ(A290 β)はアルピーヌブランドのネーミング戦略にもとづき、最初の「A」はアルピーヌ、「2」はBセグメント、「90」はブランドが独自に設定したライフスタイルレンジ、ギリシャ文字の「β」は量産車までの開発段階(すでに開発第2段階に来ているということか)を示しているという。

A290ベータの詳細は明らかになっていないが、モータースポーツと密接な関係にあるアルピーヌらしく、街乗りだけでなくサーキット走行も楽しめるモデルとなっているという。そのスタイリングは量産モデルに近いものと思われるが、中央にドライバーが座る3人乗りインテリアはこのまま実用化されるかどうかはわからない。

アルピーヌは2021年に長期成長計画を発表しているが、今後このピュアEVスポーツの「A290」のほか、CセグメントのピュアEVスポーツクロスオーバー、A110に代わるピュアEVスポーツを投入し、2026年までに100%電動のブランドに進化していく。

This article is a sponsored article by
''.