2023年5月22日(独・現地時間)、メルセデス・ベンツは電動キックボード「メルセデスAMG Eスクーター」を発表。電動化を積極的に進める同社の意欲作だ。

航続距離は最大で40km。セーフィティ対策も抜かりなし

手軽さと環境への優しさから注目を浴びる電動キックボードのマーケットにメルセデス・ベンツが参入。ちょっと意外な気もするが、10年以内にすべての車両を電動化することを目標に置く同社の動きを見れば、自然の成り行きだったのかもしれない

画像: コンパクトに折りたたメルため、持ち運びに便利だ。

コンパクトに折りたたメルため、持ち運びに便利だ。

サブブランドの「メルセデスAMG」が冠せられた「メルセデスAMG Eスクーター」がそれだが、製作はスイスにあるマイクロモビリティのスペシャリス「マイクロ モビリティ システム社」との共同作業で行われた。

マットブラックの本体には、500Wのモーターが搭載され、20km/hまで加速することができる。見た目も中身も「メルセデスAMG」を名乗るだけあってスポーティなのだ。ドライブモードは、「エコ」と「スポーツ」のふたつが用意される。

バッテリーは9.6Ah(500Wh)で、一充電の走行距離は「エコモード」で40km、「スポーツモード」で25kmということだ。かなりの移動距離を確保している言えそうだ。ちなみに、航続距離やバッテリーチャージレベルはアプリで確認できる。

セーフティへの配慮も怠りない。幅の広いデッキにはスリップ防止のコーティングが施され、しっかりとした足場を確保している。

そして何より、折りたたみができ、しかも14.7kgという軽めの重量が、スマートなモビリティライフに最適だ。電気自動車に積んで、ドライブ先で「メルセデスAMG Eスクーター」で移動。エミッションフリーのお手本のようなカーライフの一助となりそうだ。

画像: スリップ防止のコーティングがされたデッキ部分。

スリップ防止のコーティングがされたデッキ部分。

メルセデスAMG Eスクーター主要データ

●長さ×高さ×幅:1050×1085×520mm
●車両重量:14.7kg
●モーター出力:500W
●バッテリー:9.6Ah(450Wh)
●航続距離:40km(エコモード)/25km(スポーツモード)
●最高速度:20km/h
●充電時間:2.1ー3.5h
●タイヤサイズ:前200mm/後200mm
●ブレーキ:3(前1/後2)
●ライト:前/後

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