フォルクスワーゲンは、マイナーチェンジしたトゥアレグの改良型を2023年5月24日に本国で発表した。フロントとリアのデザインをシャープなものにしたほか、サスペンションを改良して快適性を向上。また、ディスプレイや操作系を見直すなど、広範囲な改良が施されている。

ハイパフォーマンスモデル「トゥアレグR eハイブリッド」は462psを発生

画像: 最上位グレードとなるトゥアレグR eハイブリッドはプラグインハイブリッドシステムを搭載している。

最上位グレードとなるトゥアレグR eハイブリッドはプラグインハイブリッドシステムを搭載している。

トゥアレグR eハイブリッドは、最も強力な駆動システムを備えた最上位モデルとなる。最新モデルは、ハイテク機能とカスタマイズされた装備を備えたトゥアレグRの伝統を継承している。

パワートレインは3L V6ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載し、システム出力340kW(462ps)を発生する。

エクステリアでは、サイドミラーのハウジングを介してRロゴの照明投影を可能としたほか、Rロゴを入れたブルー塗装のブレーキキャリパーを装着している。

画像: トゥアレグR eハイブリッドにはパノラマサンルーフを標準装備。

トゥアレグR eハイブリッドにはパノラマサンルーフを標準装備。

また、20インチアルミホイール「ブラガ」を装備し、足もとをより精悍に演出している。

ボディカラーでは、従来のRカラーであるラピスブルーメタリックに加え、マット塗装仕上げの新色となるシリコングレーマットをトゥアレグR eハイブリッドおよびトゥアレグRライン専用に新設定している。

インテリアでは、シートのステッチやステアリングコラムにブルーのアクセントを施したほか、Rロゴ入りのシルパネルモードイルミネーションにもブルーを採用している。

画像: トゥアレグR eハイブリッドのコクピット

トゥアレグR eハイブリッドのコクピット

ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドなど、幅広いパワートレインをラインナップ

画像: 右がRライン、左がR eハイブリッド。

右がRライン、左がR eハイブリッド。

改良型のトゥアレグは、ターボチャージャー付きガソリンエンジンに加えて、2つのディーゼルターボエンジンと2つのプラグインハイブリッドという5つのパワートレインを設定する。

すべての高効率エンジンには、8 速ATと4モーション(MOTION・4輪駆動) が標準装備されている。

本国でのグレード構成は、従来型のフロントデザインを採用したベーシックバージョン(6万9200ユーロ~:1ユーロ149円換算で約1031万円)と、2つの専用ライン「エレガンス」(7万5070ユーロ~:同約1119万円)と「Rライン」(7万9660ユーロ~:同約1187万円)、さらに最上位モデルの「トゥアレグ R eHybrid 」(9万3870ユーロ~:同約1399万円)となる。

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