2023年5月26日、BMWジャパンはプレミアム スモールコンパクト SAVのX1に、ディーゼル+マイルドハイブリッドを搭載した「X1 xドライブ 20d」を追加設定。デリバリーは、2023年6月からを予定している。(ここで掲載している画像は、すべて本国仕様のものです)

X1シリーズ初となる48V マイルドハイブリッド システムも搭載

X1は、BMWのプレミアム スモールコンパクト セグメントにおける唯一のSAV(スポーツ アクティビティ ビークル:BMWではSUVをこう呼ぶ)だ。初代は2009年に発表(日本仕様は2010年に発売)され、3代目となる現行型は日本でも2022年2月に発表された。

画像: 全長と全幅は他のX1シリーズと同じだが、全高はX1 xドライブ20dがわずかに高い。

全長と全幅は他のX1シリーズと同じだが、全高はX1 xドライブ20dがわずかに高い。

日本仕様のX1は、2Lの直4ガソリンターボを搭載した「X1 xドライブ20i」と、電気自動車の「iX1 xドライブ30」の2モデル(それぞれにxラインとMスポーツを設定)だった。今回、追加設定された「X1 xドライブ20d」は、最高出力150ps(110kW)と最大トルク360Nm(36.7kgm)発生する2.0L 直4のクリーンディーゼル ターボエンジンに、ダイナミックな走りを実現する7速DCTを組み合わせたうえで、X1シリーズ初の48Vマイルドハイブリッド システムを搭載している。

また、他のラインアップ同様に、エアロダイナミクスの最適化等により、セグメントトップクラスとなるWLTCモードで19.5km/L、JC08モードで22.6km/Lという燃料消費率を実現している。さらに、インテリジェント4輪駆動システムの「xドライブ」の採用により、街中での走行はもちろんのこと、オフロードにおける走破性にも優れている。

ハンドル位置は、右のみ。トリムレベルは他のX1シリーズと同様に、xラインとMスポーツを設定。車両価格(税込)は、いずれも606万円となっている。

画像: 日本仕様は右ハンドルで7速DCTのみの設定となっている。(写真は本国仕様)

日本仕様は右ハンドルで7速DCTのみの設定となっている。(写真は本国仕様)

BMW X1 xドライブ20d 主要諸元

●全長×全幅×全高:4500×1835×1645mm
●ホイールベース:2690mm
●車両重量:1740kg
●エンジン:直4 DOHCディーゼル+ターボ
●総排気量:1995cc
●最高出力:110kW(150ps)/4000rpm
●最大トルク:360Nm(36.7kgm)/1500-2500rpm
●モーター最高出力:14kW(19ps)/5000rpm
●モーター最大トルク:55Nm(5.6kgm)/0-2000rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:フロント横置き4WD
●燃料・タンク容量:軽油・54L
●WLTCモード燃費:19.5km/L
●タイヤサイズ:225/55R18
●車両価格(税込):606万円

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