レストアに2年半をかけた、ユニークな車両の落札価格はなんと!
![画像: 996型をベースにレストア&カスタマイズを行ったポルシェ911クラシッククラブクーペ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/06/19/29ef6fbdfd1777e0b0056c95edca7babe7692d20_xlarge.jpg)
996型をベースにレストア&カスタマイズを行ったポルシェ911クラシッククラブクーペ
1998年製の996型911カレラから、2年半かけて丹念にレストアされたというこのポルシェ911クラシッククラブクーペ。ポルシェの「ゾンターヴンシュ」プログラムの精神に基づき、広範囲にカスタマイズも行なわれたという。
今回のオークションは、ポルシェカーズノースアメリカの75周年記念式典の一環として、米国アトランタのポルシェエクスペリエンスセンターで開催された。
イベント期間中、ブロードアローオークションハウスには、合計75台の希少なポルシェが出品された。個人所有者から提供された収集品の中には、1964年の904カレラGTS、1984年の962、1980年の911SCサファリラリーが含まれていたという。
さて、冒頭のポルシェ911クラシッククラブクーペの落札価格は、なんと120万ドル!!
このニュースリリースが発表された6月12日時点での1ドルは約139円で、単純に日本円に換算すると1億6680万円となる。
シャシとブレーキもGT3のものを流用して搭載
![画像: 1972年の911カレラRS2.7のダックテールスタイルの固定リアスポイラーを装着。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/06/19/5fbfd950dacd00c597ecc003bbbfdffc42874837_xlarge.jpg)
1972年の911カレラRS2.7のダックテールスタイルの固定リアスポイラーを装着。
ポルシェ911クラシッククラブクーペの特徴は、ライトグレーとブルーのアクセントが付いたスポーツグレーメタリック塗装、ダブルドームルーフ、フックスの5スポークホイール、および1972年の911カレラRS2.7のダックテールスタイルの固定リアスポイラーなどがある。
外装および内装の詳細は、PCA の特徴であるクラブブルーでカスタマイズ。スポーツシートのセンターパネルは、ドアパネルと同様に、ペピータパターンで複雑に織られたレザーで作られている。
この車両には996型911GT3のパワートレーンが搭載されており、水平対向6気筒3.6Lエンジンは280kW (381ps) を発生する。シャシとブレーキもGT3のものを流用して搭載している。
![画像: シート中央とドアパネルにはPepita(ペピータ)と呼ばれるパターンで構成。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/06/19/87059471f672226dbb8e214e2c33a4f75ba30397_xlarge.jpg)
シート中央とドアパネルにはPepita(ペピータ)と呼ばれるパターンで構成。