デザインコンセプトは「勇猛果敢」。スペシャルサイトも先行公開
「トライトン」は、一部の国や地域では「L200」の車名でも販売されている、1トン ピックアップトラックだ。優れた耐久性、堅牢性、走破性に加えプライベートユースで求められる快適性・乗り心地の良さを実現し、アセアン、オセアニア、中南米、中近東、アフリカなどで好評を博してきた三菱の世界戦略車だ。かつては日本でも販売されていた。
6代目となる新型トライトンは、ボディサイズをひとまわり大型化するとともに、水平基調で力強いスタイリングを実現。フロントには猛禽類を思わせる眼光鋭い表情のデイタイムランニングランプを採用、ランプ下部には立体的な3連ヘッドランプを組み合わせることで、圧倒的な存在感と逞しさを感じさせるデザインとしている。
・・・とはリリースで紹介されているが、残念ながら現段階で公開されている画像は、ここで紹介している4点のみ。元画像より少し明るく加工して紹介しているので、シルエットと前後の灯火類などは分かるが、詳細は7月26日の正式発表を待つしかなさそうだ。それでも、2023年3月のバンコク 国際モーターショーで新型トライトンのコンセプトカー「XR コンセプト」を発表していたから、今回の新型はその市販モデルとみて間違いないだろう。
三菱のデザイン本部長である渡辺誠二氏によれば、新型トライトンのデザインコンセプトは「ビースト モード(BEAST MODE=勇猛果敢)」だという。ピックアップトラックに求められるタフさや力強さに加え、三菱らしい堅牢さを持ちながら俊敏さも併せ持つ堂々とした佇まいを表現した。どんな冒険にも出かけたくなるような 逞しく頼もしいクルマのようだ。
なお、発表に先立ち三菱では新型トライトンのスペシャルサイトを公開しており、開発シーンの一部や開発者からのメッセージを見ることができる。現段階では日本導入に関しては未定のようだが、限定車などで販売すれば、それなりの需要は十分に考えられる。待ち望んでいるファンも少なくはなさそうだから、三菱の決断に期待しよう。