ステランティス グループのアバルトは、最新モデル「アバルト 500e」の発売を記念して、トム・クルーズ主演のアクション映画最新作「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」とコラボレーションしたCMを発表した。
1960年代のフィアット 500アバルトが最新のアバルト 500eに!?
トム・クルーズ主演で大人気のアクション映画シリーズ「ミッション:インポッシブル」。その第7作目となる最新作「デッドレコニング PART ONE」は2023年7月14日の全米公開を皮切りに、世界中で公開(日本は7月21日公開)される。
このシリーズでは、毎回カーアクションも注目される要素のひとつだが、今回の作品ではクラシカルな黄色いフィアット 500アバルトがアクション満載のカーチェイスを披露する。この作品とコラボレーションしたアバルトは、「ミッション:ポッシブル」と題したCMを作成した。
トム・クルーズ扮する主人公のイーサン・ハントと今回のヒロインであるグレースが、フィアット 500アバルトに乗り込みローマの石畳の道でカーチェイスを展開する。すると途中でフィアット 500アバルトは最新のアバルト 500eに変身し、そのパフォーマンスを発揮する・・・。
つまり、アバルトの「サソリ」は普通のクルマをハイパフォーマンスなモデルに変えることができるという、アバルト ブランドのフィロソフィーを示しているというわけだ。それは、1950年代にアバルトを創設したカルロ・アバルトによる「誰もが毎日の運転で情熱を得られるように」という想いでもある。
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」で、フィアット 500アバルトがアバルト 500eに変身するのか? たぶん、それはないと思うのだけれど、1960年代の名車であるフィアット 500アバルトがスクリーン狭しとカーチェイスを繰り広げるのは必見だろう。まずは、アバルトとのコラボCMを見ながら、映画の公開を楽しみに待つことにしよう。