「ワオ」、初めてレヴエルトに乗った時の感想です
千葉 今日は天気も良く、楽しいドライブになりそうですね。
ダビデ・スフレコラ社長(以下ダビデ) 6月は天気が読めないのでレヴエルトのローンチイベントもあえて屋内の会場にしました。
千葉 歴史的にランボルギーニはV12エンジン搭載車を多く作ってきましたが、その中で1番ダビデさんが好きなのはどれですか。
ダビデ すごく難しい質問しますね。ひとつだけは選べません。私がランボルギーニを好きになったのは、初代クンタッチだったので、思い入れがあります。クンタッチって凄いクルマですよね。
想像の世界みたいじゃないですか。世の中に与えた衝撃も大きく、映画やアニメなど、本当に世界中でたくさんの影響を与えましたよね。ですから、まずはクンタッチです。私にとって大事なモデルです。
千葉 他にもあるんですね。
ダビデ それは80〜90年代、世の中に大きな影響を与えたディアブロです。あのラインやデザインが大好きです。最近はアヴェンタドールSVJで、ランボルギーニの成長を表す顔のような存在です。ランボルギーニのV12の完璧さに加え、成長プロセスの中で果たした役割は大きいと思います。
そして私たちが一番好きなのは、最新の商品です。つまりレヴエルトも大好きです。それって台本に書いてあるの?と思うかもしれませんが、過去をリスペクトすることと同じぐらい、その先を見通すことも大事です。だから、ランボルギーニで働く人間は、過去も大切にしていますが、それにとらわれず、未来をより良くしたいという考え方を持っています。
ランボルギーニは、そもそもチャレンジから生まれたブランドです。現状を打破する、ハードルをクリアするというのが成り立ちで、より良くしたいと常にやってきました。それが私たちの信念なんです。だから、その最新が番いいV12だと思っています。