GR カローラを一部改良し、550台の予定で抽選販売。意のままの走りをさらに進化

運転操作に対するダイレクト感とスタビリティを向上

今回の一部改良では、スーパー耐久シリーズをはじめとしたさまざまなモータースポーツ現場での学びを生かした改善を実施。意のままの走りをさらに進化させるため、運転操作に対するダイレクト感とスタビリティを向上させた。具体的には、以下のものが挙げられる。

シャシ部品を締結するボルトの一部に、締結剛性向上ボルトを採用。フロントサスペンションメンバー × ステアリングギヤボックスのボルトはフランジにリブを追加し、リアサスペンションメンバー × ボディのボルトは頭部サイズを拡幅して、ステアリング操作に対する応答性と直進安定性を向上し、クルマとの一体感を進化させた。

フロントバンパーダクト形状を改善することでホイールハウス内の空気の流れを最適化し、操縦安定性を向上させた。

シアンメタリックを新設定。内装色も専用だ

新設定（限定色）の外板色シアンメタリックに、専用内装色ブラック×ブルーを設定し、抽選販売全550台のうち50台限定で販売する。

これ以外の内外装やパワートレーンのスペックなどに変更はない。グレードは「GR カローラ RZ」のみで、車両価格（税込）は、525万円。

前述のように販売台数は550台の予定（半導体不足が緩和の傾向にあるため、販売台数を増加させる可能性がある）で抽選販売する。抽選申込みは、2023年8月23日13時30分から9月11日8時59分までWebサイトで受付け、9月下旬より順次商談を開始、販売開始は2023年秋頃を予定している。

●全長×全幅×全高：4410×1850×1480mm
●ホイールベース：2640mm
●車両重量：1470kg
●エンジン：直3 DOHCターボ
●総排気量：1618cc
●最高出力：224kW（304ps）／6500rpm
●最大トルク：370Nm（37.7kgm）／3000−5500rpm
●トランスミッション：6速MT
●駆動方式：フロント横置き4WD
●燃料・タンク容量：プレミアム・50L
●WLTCモード燃費：12.4km／L
●タイヤサイズ：235／40R18
●車両価格（税込）：525万円

GR カローラ 一部改良11

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