4.4LのV8ツインターボは635psと750Nmを発生
レンジローバーのラインナップで、その名が示すとおり最もスポーティなモデルがレンジローバースポーツだ。従来モデルにも「SVR」というグレードがあったが、今回登場した「SV」はその後継にあたる。
パワートレーンは635psと750Nmを発生する4.4LのV8ツインターボ ガソリンエンジンで、マイルドハイブリッドも採用。0→100km/h加速は3.8秒、最高速度は290km/hというパフォーマンスを発揮しながら、CO2排出量は従来モデルより15%低減している。
エクステリアはエアフローを極限まで追求し、量産車初の23インチ カーボンファイバーホイールとレンジローバー ファミリー初のカーボンセラミックブレーキをオプション設定し、さらにカーボンファイバーボンネットを含む空力コンポーネントを標準装備して、最大76kgの軽量化を実現している。
インテリアもパフォーマンスを重視したものとなり、SUBPAC社の最新触覚オーディオ・テクノロジーを導入したボディ&ソウルシートなども採用している。発売初年度は特別仕様車の「エディション ワン」のみが限定販売され、日本の割り当て分の75台はすでに完売。デリバリーは、2024年初頭からの予定だ。
レンジローバースポーツ SV(欧州仕様) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4970×2209×1814mm
●ホイールベース:2997mm
●車両重量:2485kg
●エンジン:V8 DOHCツインターボ+モーター(マイルドハイブリッド)
●総排気量:4395cc
●最高出力:467kW(635ps)/6000-7000rpm
●最大トルク:750Nm(76.5kgm)/1800ー5855rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・90L
●WLTCモード燃費:17.1km/L
●タイヤサイズ:285/40R23(オプション)
●車両価格(税込):2474万円〜