2023年9月13日、スーパースポーツカーの輸入販売などを手がけるビンゴスポーツは、クロアチアを拠点とするハイパーEVメーカー、リマック(RIMAC)の市販モデル「ネヴェーラ(NEVERA)」を日本初公開し、受注を開始した。

世界限定150台のハイパーEV、車両価格は2ミリオンユーロ!

画像: 4つのモーターで4輪を駆動するネヴェーラ。車体中央の黒いH型部分がバッテリー。

4つのモーターで4輪を駆動するネヴェーラ。車体中央の黒いH型部分がバッテリー。

ニュルブルクリンクでも7分05秒298を記録し、「世界最速の量産EV」と呼ばれている。それでいながら、フル充電ならば490kmの航続可能距離を誇っている。充電方式は、200V普通充電から急速充電はCHAdeMO、テスラのスーパーチャージャー、ポルシェのターボチャージャーなど、さまざまな方式に対応が可能だ。

ドライブモードは、レンジ/クルーズ/スポーツ/トラック/ドリフトに加え、2つのカスタムモードを設定可能で、市街地でもハイウエイでも、そしてワインディングロードやサーキットでも、シチュエーションに応じたパフォーマンスを堪能することができる。

今回、日本で公開された車両は世界各地を回っているデモカーで、既に3万kmほど走行しているという。日本でも、今回の展示のあとにモビリティリゾードもてぎでデモ走行が行われる予定だ。

世界最速の量産ハイパーEV、リマック ネヴェーラは150台の限定生産で、クロアチアの工場では年産40台のペースで生産され、2022年からデリバリーが始まっている。気になる車両価格は、消費税や登録諸費用別で200万ユーロ(約3億2000万円!)。ハンドル位置は、左のみ。

まさに価格もハイパーなネヴェーラだが、それでもビンゴスポーツでは既に数名の購入検討者が商談中だという・・・!?(文と写真:篠原 政明)

画像: ラグジュアリーな雰囲気も漂わせるインテリア。ハンドル位置は、左のみ。

ラグジュアリーな雰囲気も漂わせるインテリア。ハンドル位置は、左のみ。

リマック ネヴェーラ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4750×1986×1208mm
●ホイールベース:2745mm
●車両重量:2300kg
●モーター:交流同期電動機×4
●システム最高出力:1914hp
●システム最大トルク:2340Nm
●バッテリー総電力量:120kWh
●WLTPモード航続距離:490km
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:前275/35R20、後315/30R20
●車両価格(税別):200万ユーロ〜

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