2022年11月にワールドプレミアされ、2023年1月からハイブリッド車(HEV)を、3月からプラグインハイブリッド車(PHEV)を発売した新型プリウス。既に発表からは1年近く経つが、高人気は続いている。実際の販売データなどを基に、その人気の秘密も探ってみたい。

若年層から高年齢層まで人気を集める

画像: 購入時に重視したポイントでは、なんといっても「デザイン」が高い評価を得ていた。

購入時に重視したポイントでは、なんといっても「デザイン」が高い評価を得ていた。

人気のメーカーオプション トップ3は

1)ドライブレコーダー(前後方)+デジタルインナーミラー+デジタルインナーミラー用カメラ洗浄機能+周辺車両接近時サポート(録画機能)【Zにセットメーカーオプション】
2)ETC2.0ユニット(VICS機能付き)【G・Xにメーカーオプション、Zに標準装備】
3)ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus【Zにメーカーオプション】

安全&快適装備とも標準で充実しているプリウスだから、最近は必需品になりつつあるドライブレコーダーやETCユニットなどもメーカー純正で揃えたいのだろう。また、Zでないとメーカーオプションで選べないものもあるから、Zの人気が高いのも分かろうというもの。

購買層の男女比率は、およそ男性8:女性2。とはいえ、奥様やパートナーも運転するという人は多いだろうから、ユーザーで見れば女性の比率はもっと高まっているはず。年代別では、20代以下と30代がそれぞれ約10%、40代と50代がそれぞれ約20%、60代以上が約40%。平均年齢は不明だが、若年層から高年齢層まで、まんべんなく人気を集めている点には注目したい。

購入時に重視したポイントでは、なんといっても「デザイン」が高い評価を得ている。「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」、新型プリウスの狙いは見事に成功したようだ。その高人気が、まだまだ続くことは間違いないだろう。

画像: 訴求色のひとつと思われるアッシュ(グレー)もなかなか人気を集めている。

訴求色のひとつと思われるアッシュ(グレー)もなかなか人気を集めている。

トヨタ プリウス Z(HEV・2WD) 主要諸元

●全長×全幅×全高:4600×1780×1430mm
●ホイールベース:2750mm
●車両重量:1420kg
●エンジン:直4 DOHC+モーター
●総排気量:1986cc
●最高出力:112kW(152ps)/6000rpm
●最大トルク:188Nm(19.2kgm)/4400−5200rpm
●モーター最高出力:83kW(113ps)
●モーター最大トルク:206Nm(21.0kgm)
●トランスミッション:電気式無段変速機
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・43L
●WLTCモード燃費:28.6km/L
●タイヤサイズ:195/50R19
●車両価格(税込):370万円

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