2023年9月にロータスは初の電動ハイパーGT「エメヤ(Emeya)」を発表した。そのデザインは、ミッドシップにエンジンを搭載した初期のロータス車のアイコニックなデザインの美学を再現すると同時に、ブランドを新たな市場セグメントに投影しているのだという。

製作過程では、アナログとデジタルのツールを組み合わせて使用

インテリアの全ての要素は、フォルムと素材の軽さを共通するテーマとしてデザインしている。もちろん、人間工学に基づいた機能性にも富む。それらは先進的なパフォーマンスと技術的な芸術性を融合させるとともに、サスティナブルかつ高品質な素材が数多く採用されている。

金属部分にはローレット加工が施され、触感が豪華だ。洗練された感覚も、さらに高めている。また、露出したカーボンファイバー素材は、ロータスの輝かしいレーシングの伝統を再び強調、エメヤが「ドライバーのための」パフォーマンスカーであることをさりげなく思い出させてくれる。

エメヤの製作過程では、アナログとデジタルのツールを組み合わせて使用された。クルマは伝統的な手法で物理的に作られ、その後デジタル技術で改良が加えられている。同時に、クレイモデルの継続的な開発、デジタル化、手直し、改良、物理的およびバーチャル環境でのレビューが行われ、ロータスがエメヤを市場に投入する速さと正確性が向上したという。

なお、エメヤに関する詳細情報は2023年の第4四半期中に発表予定。日本や他の市場での販売や車両価格に関する詳細は、後日発表される予定になっている。

画像: エメヤに関する詳細は、2023年の第4四半期中に発表される予定だ。

エメヤに関する詳細は、2023年の第4四半期中に発表される予定だ。

ロータス エメヤ 技術仕様(目標データのみ)

●パワートレーン構成:ロータス インテリジェント トルク配分によるフルタイム4WD
●電気モーター 前/後:永久磁石式(前後とも)
●トランスミッション 前/後:シングルスピード/デュアルスピード
●最高出力:675kW(905hp)
●最大トルク:985Nm
●最高速度:256km/h
●0→100km/h加速:2.78秒
●80→120km/h加速:2.0秒以下
●バッテリー容量:102kWh

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