全身を貫く一筋のラインが、エメヤのデザインの原点
ロータスのまったく新しい全電気式ハイパーGT「エメヤ」の背後にあるデザインの原点は、クルマ全体を貫く一本の光のラインで表現されている。これは、ロータスのミッドシップ エンジンの美学をシームレスに再現しつつ、未来への進化を象徴するものだ。
ロータスは、1948年に生まれ、多くの人々に楽しみながら運転するための2シーター スポーツカーを提供してきた。エメヤはそんなロータスのDNAからインスピレーションを受けつつ、ブランドの未来を表している。この一本のラインは、クルマでいうところの「スウッシュ」に相当するものだ。簡単に言ってしまえば、ナイキ(NIKE)のロゴだ。
エメヤの力強いエクステリアは、ダイナミックな筋肉質を演出しており、後部には細くしかし印象的な輝きを放つ、LEDテールランプが組み込まれている。
このデザインテーマはインテリアにも継承されており、ハイパーSUVのエレトレで初めて採用された「テクノロジーのリボン」と呼ばれる光の刃が、エメヤの前席乗員のための共有ユーザーインターフェイスを作り出している。
ロータスのデザイン担当副社長であるベン・ペインは、こう語っている。
「先進的なテクノロジーと過去の美学を融合させることで、エメヤは私たちを未来へと導き、ロータスを自動車業界の新たなセグメントへと導いてくれるでしょう。エメヤのその他の特徴的なデザイン要素は、ハイパーカーのエヴィヤからの明確な系統を共有しており、すでにエレトレやエミーラに見られています。8つの通気口による多孔性により、車内に空気が確実に流れ、パフォーマンス、バッテリー冷却、航続距離が向上すると同時に、印象的なエクステリア デザインが作成されます」