ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は常磐自動車道の東海PA(下り)のグルメを紹介しよう。

茨城のご土地ラーメンを、冷やしとホットでいただく

画像: 東海PA(下り)の人気ナンバー1メニューが「東海スタミナラーメン(冷やし)」(830円)。

東海PA(下り)の人気ナンバー1メニューが「東海スタミナラーメン(冷やし)」(830円)。

茨城というか、水戸エリアのご当地ラーメンが「スタミナラーメン」。野菜とお肉(レバー)を使った餡(あん)をかけたラーメンのこと。スープなしで、麺と餡だけの「冷やし」でいただくのが本場風となりますが、東海PA(下り)では、ラーメンスープを使った「ホット」も用意されています。「東海スタミナラーメン(冷やし)」(830円)と「東海スタミナラーメン(ホット)」(830円)です。

3年ほど前から提供を始めてみれば、あれよあれよとナンバー1の人気メニューになってしまったとか。茨城を感じさせる一杯と言えるでしょう。

試食は、定番の「冷やし」を。底の浅い大きな皿に盛られてきたその姿は、一見、中華の餡かけ焼きそばのよう。でも食べてみれば、餡の味がまったく違いました。ピリリと効いた甘辛の中に、野菜とお肉のうまみが凝縮されています。餡の野菜は、にんじん、カボチャ、ニラ、キャベツなどが使われていますが、中でもカボチャが効いて、意外や甘みもしっかり。麺は中太で、いわゆるラーメンの麺そのもの。焼いているわけではないので、やっぱり餡かけ焼きそばとは違います。

ちなみに入っているお肉は、ものすごく柔らかい白モツ。他のお店ではレバーが主流となりますが、「スタミナラーメン」の原型となったラーメンには、白モツが使われていたそう。東海PA(下り)の一杯は、ルーツに近い味なのかもしれません。

見た目は餡かけ焼きそば風ですが、食べてみればまったくの別物。甘辛の餡とラーメンの相性も抜群。まさに個性豊かな一杯。これは、リピーターが多いというのも納得できます。

画像: 「東海スタミナラーメン(冷やし)」の餡は、野菜と肉のうまみが凝縮した甘辛味が特徴。

「東海スタミナラーメン(冷やし)」の餡は、野菜と肉のうまみが凝縮した甘辛味が特徴。

東海PA(下り)は小さなPAですが、とても個性的な料理が用意されており、立ち寄ってみる価値は間違いなくあります! ぜひとも試して欲しいグルメでした。(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:ネクセリア東日本)

常磐自動車道・東海PA(下り)

●営業時間
フードコート:7時~19時
 ※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。
  価格等は、2023年12月時点のものとなります。

画像: 5年前にリニューアルで2倍の広さになった東海PA(下り)のフードコート。ぬくもりのある室内空間だ。

5年前にリニューアルで2倍の広さになった東海PA(下り)のフードコート。ぬくもりのある室内空間だ。

This article is a sponsored article by
''.