長かったコロナ禍も落ち着いた2023年。この1年(2023年1月1日〜12月20日)に紹介した「写真蔵」から、人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。第4位は、2024年前半に日本発売が予定されている、トヨタ ランドクルーザー「250シリーズ」だ。(2023年8月12日公開、一部修正)

丸目と角目のヘッドランプは互換性があるようだ

トヨタのクロスカントリー4WD、ランドクルーザー(以下、ランクル)はステーションワゴン(現在は300シリーズ)、ヘビーデューティモデル(日本未導入の70シリーズ)、そしてライトデューティモデル(現在はプラド)の3シリーズで展開しているが、今回プロトタイプが発表された250シリーズは、プラドの後継モデルとなる。

そのスタイリングは、水平基調でデザインされた、いかにもランクルらしいシルエットだ。詳細はアナウンスされていないが、フロントマスクは丸目バージョンと角目バージョンが用意され、しかも両車は互換性があるらしい。

インテリアは、今までの高級・豪華な雰囲気からリアルオフローダーらしい機能性を感じさせるデザインへとシフトした。シートレイアウトは、2列5人乗りと3列7人乗りが設定される。

日本仕様のパワートレーンは、2.8Lのディーゼルターボと2.7Lのガソリンを設定。北米仕様などに搭載される2.4Lガソリンターボ+モーターのハイブリッドも、将来的には導入が検討されている。装備などの詳細は未発表だが、2024年前半の発売までには徐々に公開されていくことだろう。

トヨタ ランドクルーザー 250シリーズ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4925×1980×1870mm
●ホイールベース:2850mm
●エンジン:2.8L ディーゼルターボ/2.7L ガソリン
●最高出力:ディーゼル車=150kW(204ps)/ガソリン車=120kW(163ps)
●最大トルク:ディーゼル車=500Nm(51.0kgm)/ガソリン車=246ps(25.1kgm)
●タイヤサイズ:265/70R18
※諸元はプロトタイプのもの

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