2024年3月1日、BMWジャパンは新型「MINI」を発表。そのプレゼンテーションの中から、興味深い話を紹介しておこう。

MINIらしさに変わりないが、新世代にふさわしい変革も

画像: MINIデザイン部門責任者のオリバー・ハイルマー氏も来日して、MINIのデザインに関してプレゼンテーションを行った。

MINIデザイン部門責任者のオリバー・ハイルマー氏も来日して、MINIのデザインに関してプレゼンテーションを行った。

新型MINIに関しては、当Webモーターマガジンでも速報で紹介しているので、詳細はそちらを参照して欲しい。

モダンMINIは、サイズこそ世代が変わるたびに大きくなってはいるが、そのDNAは新型でも変わっていない。丸形2灯のヘッドランプ、大きなフロントグリル、ロングルーフ、縦型のテールランプなど。そして遠くからでも一目で「MINIだ!」と分かるプロポーションもそのままだ。

また、新型MINIクーパーより先にICE(エンジン車)版が日本でも発表されていたカントリーマンは、新型で3代目となるが、MINI史上もっとも大きなモデルとなった。これはファーストカーとして使うことを意識したサイズであるという。こちらも先代からのイメージは踏襲しているが、八角形風のヘッドランプやCピラー部のスカットルなどが特徴的だ。

いずれも、MINIらしさを継承しながらエアロダイナミクスを考慮してミニマルな新しいデザインに刷新され、新世代のMINIであることを象徴している。

インテリアは、エクステリア以上に新世代を感じさせる。フルデジタル化され、クラシックMINIのセンターメーターのようにインパネ中央には直径240mmの大型円形ディスプレイが備わる。カーナビやエアコン、メディア、電話など、さまざな情報はこれに映し出され、スマートフォンのようにタッチして操作できる。ダッシュボードにはリサイクルポリエステルを採用し、クーパーでは標準装備されたMINI エクスペリエンス モードで、光や音でインテリアの雰囲気を変えることもできる。

画像: スマートフォンのように操作できる直径240mmの大型円形センターディスプレイと、その下にシフトセレクターやパーキングブレーキのスイッチなどが並ぶ。

スマートフォンのように操作できる直径240mmの大型円形センターディスプレイと、その下にシフトセレクターやパーキングブレーキのスイッチなどが並ぶ。

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