フェルスタッペンまたも完勝、100回目の表彰台
前戦のバーレーンに続いて、またもレッドブルRB20がライバルチームを寄せつけない圧倒的なレース展開を見せつけた。
![画像: ファステストラップップこそ逃したが、ほぼ完璧にレースを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン。F1参戦187戦にして、通算56勝、100回の表彰台を記録した。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/03/10/eb825230bff7edd9919ebfad17965b0f12330079_xlarge.jpg)
ファステストラップップこそ逃したが、ほぼ完璧にレースを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン。F1参戦187戦にして、通算56勝、100回の表彰台を記録した。
![画像: 50周の決勝レースは気温は25度、路面温度は29度というコンディションでスタート。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/03/10/f982122d7d1301f595230fb694184064f6642cae_xlarge.jpg)
50周の決勝レースは気温は25度、路面温度は29度というコンディションでスタート。
3位にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入った。虫垂炎で欠場のカルロス・サインツに代わって急遽フェラーリからF1デビューを果たした18歳オスカー・ベアマンは7位で初入賞。予選9位だった角田裕毅(RB)はトップ10内を狙えるポジションを走っていたものの、セーフティカー後の混戦でハースのケビン・マグヌッセンを抜きあぐねたのが響き15位に終わった。
前日の予選で2位のルクレールに0.3秒以上の大差をつけて2戦連続のポールポジションを獲得したフェルスタッペンは、スタートで無難にターン1までの攻防を制すると、その後は“いつも通り”のペースで瞬く間にDRS圏外へと後続を突き離す。
レースは6周目にランス・ストロール(アストンマーティン)が単独クラッシュし、翌周にセーフティカーが出動したことでほとんどのドライバーがハードタイヤへの交換のためにピットへ。フェルスタッペンはピットインをせずステイアウトしたランド・ノリス(マクラーレン)に続き2番手でコースに復帰することになったが、13周目にはあっさりと首位を奪い返すと、そのまま他のドライバーを寄せ付けることなく開幕2連勝へと駆け抜けた。
レース後は「(セーフティカーで)予定以上に長い第2スティントになってタイヤが心配だったけど、うまくマネージメントできた。終盤はバックマーカーに引っかかったせいでタイヤが冷えちゃって、最速ラップを取れなかったことが少し残念」と余裕を見せた。