移動時間が少ないと言うことは、心にも環境にもたぶん優しい
アグレッシブでありながらしっかりチャンスをものにする、まさに「スマートなドライブ」が、勝利につながったようです。日常的な運転にも、もしかすると生かせる考え方と言えるかもしれません。
![画像: ローランドは終始、レースをうまくコントロールしていたと思う。だが、25週目にスリップストリームでエネルギーを節約するために、ギュンターを先行させたことが、結果的には勝利を逃すきっかけとなってしまった。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/03/31/fb2ffbf84dce7d38b5e111188c4c4c3c66455545_xlarge.jpg)
ローランドは終始、レースをうまくコントロールしていたと思う。だが、25週目にスリップストリームでエネルギーを節約するために、ギュンターを先行させたことが、結果的には勝利を逃すきっかけとなってしまった。
![画像: 表彰式もまた、かなり派手にショーアップされていた。会場は、ファンビレッジのメインステージだった。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/03/30/ce937bf42988dd0bc652c88c99df7ae00f93a63f_xlarge.jpg)
表彰式もまた、かなり派手にショーアップされていた。会場は、ファンビレッジのメインステージだった。
![画像: シューシューと花火的な演出も。写真中央は、ウイナーのギュンター。向かって左が、NISSANのローランド、右が3位のANDRETTIのジェイク・デニスだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/03/30/9d3da98085b75a485c1d1ce2de3a665ad4f03319_xlarge.jpg)
シューシューと花火的な演出も。写真中央は、ウイナーのギュンター。向かって左が、NISSANのローランド、右が3位のANDRETTIのジェイク・デニスだ。
決勝が終わり、観客席から出口に向かう人波は、JMSの賑わいを凌ぐボリュームがありました。聞けば、それなりのお値段がする有料席も販売から3分で即完売、追加分も同じく3分で即完売だったとか?
人気の背景には、日本で初めての国際レースであったことと同時に、やっぱり「地の利」が大きかったような気がします。行きも帰りも、本当にラクチンですから。公共交通機関は、少し混んでいましたけど。
ワタクシ事ですがこの記事は観戦を終えてから、東京新橋の編集部まで戻って書いています。これがたとえば富士スピードウェイだったら現場(プレスルーム)で書いて、帰宅はおそらく日付が変るころ。今日はちゃんと、夕ご飯が自宅で食べられそうです。
ホント、近くて良かった。日常のそばに寄り添う非日常的時間を楽しむのは、移動がもたらすさまざまなストレスも含めて、もしかするととっても環境に優しいことになるのかもしれません。
2024 TOKYO E-PRIX 決勝リザルト
1位 マクシミリアン・ギュンター(Maserati MSG RACING) 53:34:665
2位 オリバー・ローランド(NISSAN FORMULA E TEAM) +0:00:755
3位 ジェイク・デニス(ANDRETTI FORMULA E) +0:01:405