2024年4月1日から発売中「MotorMagazine5月号」の巻頭第一特集「ニューSUVへの期待を確かめる」では、レクサスGX550北米試乗会の模様をご紹介。誌面上のメインは「オーバートレイル」なんですが、ここではあえてもっとも贅沢な仕様「ラグジュアリー+」の「見どころ」を、細かく解説していきましょう(写真:レクサス インターナショナル)

「骨付き」はチキンもクルマも、ひと味違うらしい

33インチのオールテレーンタイヤに18インチホイールを備えた、史上初のオーバートレイルグレード!・・・新型レクサスGX550の北米版プレスリリースでも、「オーバートレイル」はちょっと別枠の特別扱いで紹介されています。

画像: どちらかと言えば無骨なスクエアボディだが、レクサスならではのスピンドルボディコンセプトが、不思議な洗練感を印象付ける。オーバートレイルのようなブラックのオーバーフェンダーがないぶん、ラグジュアリーSUVとしての上級感が際立つ。

どちらかと言えば無骨なスクエアボディだが、レクサスならではのスピンドルボディコンセプトが、不思議な洗練感を印象付ける。オーバートレイルのようなブラックのオーバーフェンダーがないぶん、ラグジュアリーSUVとしての上級感が際立つ。

当然のように本誌「MotorMagazine5月号」でも、やっぱり注目したのはオーバートレイル(正確にはオーバートレイル+)でした

テスターは、渡辺敏史さん。タフな砂漠地帯と荒野が広がる北米アリゾナ州南部の都市、ツーソンを舞台にGXとLXの立ち位置の違いに関する考察を絡めながら、「骨(ラダーフレーム)付き」のラグジュアリーモデルが醸し出す魅力を、語っています。

画像: 5005mmの全長はオーバートレイル同等だが、全幅、全高ともに20mm狭く、低い。リアトレッドなど、細部で細かく最適化されている。

5005mmの全長はオーバートレイル同等だが、全幅、全高ともに20mm狭く、低い。リアトレッドなど、細部で細かく最適化されている。

というわけでオーバートレイルについては本誌をご覧いただくとして、Webモの方で注目したのは、最上級グレードと思しき「ラグジュアリー+(プラス)」です。実は、ベースグレードのプレミアムやオーバートレイルにもこの+が設定されているのですが、差別化の基準が今一つ判然としません。

ただラグジュアリーの+に関して言えば、唯一無二の機能装備が標準でかなり充実している印象があります。そもそもオーバートレイル以外は7人乗りに加えてキャプテンシート仕様の6人乗りが設定されているところからして、かなり上級志向が強いことがおわかりいただけるでしょう。

画像: 2列目シートは、写真のキャプテンチェアタイプと、60:40分割の折り畳み式ベンチシートの2タイプが用意されている。シートヒーターも設定。インテリアカラーは、ブラック、ダップルグレー、サドリタンを用意。セミアニリンレザーとNuLuxeトリムインテリアが設定される。

2列目シートは、写真のキャプテンチェアタイプと、60:40分割の折り畳み式ベンチシートの2タイプが用意されている。シートヒーターも設定。インテリアカラーは、ブラック、ダップルグレー、サドリタンを用意。セミアニリンレザーとNuLuxeトリムインテリアが設定される。

画像: 3列目もパワーシートとマニュアルシートの選択が可能。一見すると、左右幅にゆとりがありそうだ。

3列目もパワーシートとマニュアルシートの選択が可能。一見すると、左右幅にゆとりがありそうだ。

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