2024年5月9日、レクサスはラグジュアリー ムーバーの「LM」に6座仕様車の「バージョンL」を追加設定・発売した。

人間工学に基づき、乗り心地を追求したシート

画像: 人間工学に基づき、乗り心地を追求したシート3列目シートは、2列目同様に乗員を優しく包み込みながら支え、ゆったりと座れるようシートバックとクッションに厚みを持たせている。

人間工学に基づき、乗り心地を追求したシート3列目シートは、2列目同様に乗員を優しく包み込みながら支え、ゆったりと座れるようシートバックとクッションに厚みを持たせている。

すべての乗員が快適に過ごせる、新たなフラッグシップにふさわしい乗り心地を目指し、新設計のGA-Kプラットフォームを採用。走行中の疲労の原因のひとつとなる揺れの軽減や視線の安定化への取り組みや静粛感にこだわり、徹底したチューニングで対話のできる走りを実現した。

シートは、どの座席に座っても心身ともに自然体でいられる用乗員の身体の動きを細かく分析し、身体を腰で支えるシート構造を採用した。フロントシート(1列目)は座面の面圧分布を最適化し、旋回時のGの大小にかかわらず身体をホールド。疲労を軽減する座り心地と、クルマとの対話に集中できる環境を追求した。

2列目シートはオットマン付きパワーシートで大型ヘッドレストも装備。特性の異なる2種類の衝撃吸収材と柔らかな表皮を使用して、停車時から走行時まで乗員を優しく包み込みながら支える構造とした。3列目シートは、2列目同様に乗員を優しく包み込みながら支え、ゆったりと座れるようシートバックとクッションに厚みを持たせている。また2列目シートをリクライニングした状態でも荷室確保が可能だ。

シートまわりには、フロントシートバックに乗降性に配慮した大型のバックボードクリップを、フロントシートのレッグ部には2列目シート用のエアコン吹き出し口を配置。センターコンソール後端にはアクセサリーコンセント(AC100V)、HIDM端子、フタ付きユーティリティボックスなどを装備している。

パワートレーンは4座のエグゼクティブと同じ、2.4Lの直4ターボエンジンに2モーターを組み合わせたハイブリッドで、eアクスルも備えた4WD。車両価格(税込)は1500万円と、エグゼクティブより500万円安い設定となっている。

画像: 6人乗り仕様も「バージョンL」のモノグレードとなっている。

6人乗り仕様も「バージョンL」のモノグレードとなっている。

レクサス LM500h バージョンL 主要諸元

●全長:5125mm
●全幅:1890mm
●全高:1955mm(17インチタイヤ装着車は1945mm)
●ホイールベース:3000mm
●車両重量:2440kg
●パワートレーン:2.4L 直4ターボ+2モーター(eアクスル)
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:225/65R17、または225/55R19
●車両価格(税込):1500万円

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