2024年5月24日、 F1第8戦モナコGPがモンテカルロの市街地サーキットで開幕する。エミリア ロマーニャGPから連戦で迎える伝統の一戦は、ほかのグランプリとは一線を画する特別なグランプリ。通常のサーキットとはまったく性格が異なる市街地コースでどんなドラマが展開されるのか。

2023年は雨の混乱にも動じることなく、フェルスタッペンが優勝

昨年2023年はレッドブルのマックス・フェルスタッペンとアストンマーティンのフェルナンド・アロンソの一騎討ちとなったが、ハードタイヤで第一スティントを伸ばして逆転を狙うアロンソに対して、フェルスタッペンもミディアムタイヤで引っ張る戦略で対抗。

画像: 昨年2023年F1第7戦モナコGPは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとアストンマーティンのフェルナンド・アロンソの一騎討ちとなった。

昨年2023年F1第7戦モナコGPは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとアストンマーティンのフェルナンド・アロンソの一騎討ちとなった。

レースは逃げるフェルスタッペンと追うアロンソの息詰る展開となったが、レースも半ばを過ぎたあたりで降り出した雨で様相は急展開。アロンソは「これ以上雨は広がらない」と読んでミディアムタイヤを装着したが、その直後に雨足は強くなり、それを見たフェルスタッペンは迷わずインターミディエイトタイヤを装着。これで勝負あった。

長いストレートがないモナコGPで、レッドブル逆転を目論んだライバルチームだったが、王者フェルスタッペンが揺るがぬ強さを見せつける結果となった。

画像: 昨年2023年F1第7戦モナコGPのタイヤ戦略。基本は1ストップだが、セーフティカーの導入や天候の変化が重要なポイントとなる。

昨年2023年F1第7戦モナコGPのタイヤ戦略。基本は1ストップだが、セーフティカーの導入や天候の変化が重要なポイントとなる。

【参考】2023年F1第7戦モナコGP決勝 結果

1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)78周
2位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)+27.921s
3位 31 E.オコン(アルピーヌ・ルノー)+36.990s
4位 44 L.ハミルトン(メルセデス) +39.062s
5位 63 G.ラッセル(メルセデス) +56.284s
6位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+61.890s
7位 10 P.ガスリー(アルピーヌ・ルノー)+62.362s
8位 55 C.サインツ(フェラーリ) +63.391s
9位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+1周
10位 20 O.ピアストリ(ハース・フェラーリ)+1周
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12位 21 N.デフリース(アルファタウリ・ホンダRBPT)+1周
15位 22 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダRBPT)+2周
16位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+2周
ファステストラップ  44 L.ハミルトン(メルセデス)

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