2024年5月29日、メルセデス・ベンツ日本から4ドアセダンEV「EQE」の限定車「EQE350+ エレクトリックアート(Electric Art)」が登場、販売が開始された。「EQE350+」をべースに、機能や装備の見直しを図ったうえで、限定車専用のアイテムを追加しながら、車両価格を1040万円から1169万9000円とベースよりも200万円以上も抑えた魅力的なモデル。販売台数は30台限定。納車開始時期は6月になる見込み。
専用の内外装デザインラインを採用して限定車
今回導入された限定車「EQE 350+ エレクトリックアート」は、その「EQE350+」をベースに、「エレクトリックアートライン」と呼ばれるエクステリアデザイン、専用の19インチアルミホイールを採用することで、流麗なエクステリアに仕上げられたモデル。ベース仕様(限定15台)のほか、パノラミックスライディングルーフを含むAMGラインパッケージ仕様(限定15台)も用意され、合計30台の限定販売ととなる。
ベース仕様と同様、給電機能や高電圧バッテリーの廃熱を車内の暖房に利用するヒートポンプ、iPhone に対応したデジタルキー、車載通信機など装備しながら、一部標準装備を見直して、価格をベース仕様で1040万円、AMGラインパッケージ仕様は1156万5000円〜1169万9000円と低く抑えたのも注目ポイントとなる。ちなみにベース車両の「EQE350+」は1251万円だ。
ベース車両の「EQE350+」から外された主な標準装備は、後輪操舵システム「リアアクスルステアリング」、「AIRMATIC」などがあげられる。一方、「EQE 350+ エレクトリックアート」の特別装備は次のようになる。