内外装のリニューアルだけでなく、パフォーマンスアップも実現
アウディe-tron GTは2021年2月にワールドプレミアさて、日本では4月に初公開されている。e-tron GTは4ドアクーペと位置づけられており、アウディのハイパフォーマンスBEVとして、世界で好調な販売を続けている。
そして今回、本国で改良モデルが発表された。新しいe-tron GTシリーズは、よりスポーティな外観に進化したほか、車両の航続距離、パフォーマンス、充電性能、ハンドリングが大幅に向上している。
従来モデルのラインアップは、e-tron GT quattroとRS e-tron GTの2グレードだったが、新型はS e-tron GT、RS e-tron GT、RS e-tron GT performanceの3グレード展開となる。
この3グレードは外観でも差別化が図られている。まず、S e-tron GTのデザインコンセプトは「エレガント」。フロントフリルはエンボス加工が施され、より立体感を与えているほか、リアディフューザーは垂直FINを備えたエレガントなデザインとしており、視覚的に質感を高めている。
RS e-tron GTのデザインコンセプトは「スポーティ」。それはフロントマスクを見ただけでも感じられ、かなり“過激”でスポーティな外観に仕上げている。また同グレードのリアには、L字型ブレードを持つ流線型のディフューザーを採用するなど、モータースポーツの要素が取り入れられている。
RS e-tron GT performanceは、オプションのマットなダークカーボンルーフやカーボンカモフラージュパーツを組み合わせ、RS e-tron GTのスポーティ感をさらに進めている。ちなみに同グレードは電気自動車としては、初のRSパフォーマンスモデルとなる。