駐車スペースへの入庫はロボットがやってくれる
一方、駐車場ではHyundai WIAが開発した「駐車ロボット」が配備されています。この駐車ロボットは2台1組で運用され、停車したクルマの下に滑り込みやすいように厚みは110mmに抑えられており、薄い台車のようなカタチをしています。
クルマの下に入ったロボットは、アームを展開してタイヤごとクルマを持ち上げて秒速1.2mで移動して所定の駐車スペースにクルマを運んでくれます。車体には触れないため、クルマを傷つけることはありません。ちなみに移動できるクルマの重さは最大で2.2トンとのことです。
この駐車ロボットも自律的に作動しますが、そのカギとなっているのはカメラとLiDARセンサーです。カメラで車両のタイヤ位置やサイズを認識するとともに、LiDARセンサーで周囲の状況を把握することで、駐車場内での事故を防ぐとともにクルマを安全に運べるのです。