「スーパーカー」は、スーパースポーツカーだけではない。ひとことで表せば、「夢を与えてくれるような存在」だ。ここでは、国内外のそんな魅力あるモデルたちを簡単に紹介していこう。今回は、シボレー カマロ(CHEVROLET CAMARO)だ。

生産終了が間近い、伝統のスポーツクーペ

画像: エアエクストラクター付きのボンネットフードや大型リアウイングはSSの専用装備だ。

エアエクストラクター付きのボンネットフードや大型リアウイングはSSの専用装備だ。

オーセンティックなアメリカン マッスルクーペの伝統を今も継承するのがカマロ。その象徴的な存在が「クーペSS」だ。6.2Lの6J型 V8エンジンは強大なパワーとトルクを発生。その独特な回転フィールや排気音は、いまやカマロでなければ味わえない。組み合わされるのはパドルシフト付き10速ATで、カスタムローンチコントロールやラインロックも採用されている。ボンネットフードはこのグレード専用で、エアエクストラクターを兼ねたドーム型の膨らみがV8搭載車であることを強烈にアピールしている。

一方、より現代的な解釈でパッケージングされているのが、2Lの直4 DOHCターボ+8速ATを搭載するクーペLT RSとコンバーチブル。最高出力275ps/最大トルク400Nmとスペックはおとなしくなるものの、いまや本国では4気筒エンジン搭載モデルの販売が大半を占めている。なお、第6世代となる現行型カマロは、2024年モデルで販売を終了する。だが、これはカマロの終焉ではないという。

シボレー カマロSS 主要諸元

●全長:4785mm
●全幅:1900mm
●全高:1345mm
●ホイールベース:2810mm
●車両重量:1710kg
●駆動方式:FR
●エンジン:6.2L V8 OHV
●最高出力:453ps/5700rpm
●最大トルク:617Nm/4600rpm
●トランスミッション:10速AT
●0→97km/h加速:4.0秒
●最高速:289km/h
●車両価格(税込):880万円

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