2024年8月28日、SUBARUは遠隔操作による協調型自動運転実証実験を、スバル研究実験センター美深試験場(北海道中川郡美深町)で開始したことを発表。それに伴い、同テストコースの周回路全域に、ローカル5G設備(Sub6帯に対応するスタンドアローン構成)の導入が行われていた。これは、国内自動車メーカーのテストコース初となる。

複数の自動運転車両による自動合流を管制塔で制御

SUBARUの先行研究などを担うスバル研究実験センター美深試験場(北海道中川郡美深町)で、遠隔制御による協調型自動運転の実証実験が2024年7月に開始された。具体的には、複数の自動運転車両による自動合流などの管制制御や遠隔で車両の走行制御の実験となる。

画像: テストコースの周回路に全7基設置されたローカル5G設備。

テストコースの周回路に全7基設置されたローカル5G設備。

そのため、テストコースの周回コースには、ミリ波より広いエリアをカバーする、全7基のSub6帯対応ローカル5G設備(無線基地局)の設置が行われた。この設備はノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社が提供するのNOKIA Digital Automation Cloud(NDAC)のシステムで構成され、日鉄ソリューションズ株式会社のサポートにより実現した。

テストコースへのローカル5G設備導入は国内自動車メーカーとして初の出来事となる。

This article is a sponsored article by
''.