V12自然吸気に3基のモーターを搭載したHPEV(ハイパフォーマンスEV)、レヴエルトがついに始動。まずは富士スピードウェイの本コースでウェットだけど全開走行!続いては待望の一般道で乗ってみたら、新境地もシン境地もすべてが見えてきた。(MotorMagazine 2024年9月号より+10月号を再構成)

そして舞台は一般公道へ。「ようやく走れた日本の道」で驚いた

サーキット試乗に続いてMotorMagazine 2024年10月号では、別の意味での「本領」を公道で試すことができました。乗り手は自動車評論家 西川 淳氏。冒頭から、「ランボルギーニのフラッグシップの走り方が、まるで変わった」と、その驚きを語っています。

画像: 0→100km//h加速は2.5秒、最高速度は350km/h以上というスペックをフルに味わうのは確かに難しい。けれど、徹底的に安定した走りを支えてくれるダイナミック性能面での技術革新は、確かな安心感と操る楽しさを確実にレベルアップしてくれる。

0→100km//h加速は2.5秒、最高速度は350km/h以上というスペックをフルに味わうのは確かに難しい。けれど、徹底的に安定した走りを支えてくれるダイナミック性能面での技術革新は、確かな安心感と操る楽しさを確実にレベルアップしてくれる。

その意味するところをもう少しだけ詳しく言えば、「カウンタック以降、連綿と続いていた猛牛フラッグシップの走りをまったく別次元へと変えてしまったのだ」となります。もっと掘り下げれば「サーキットに持ち出さずとも一般道ですでにとてつもない高性能を実感できる」ということ。

背景にはやはり「電動化」の恩恵があるようです。さまざまな意味で「すべてが計算され尽くされた制御のおかげ」と西川氏。

「さらば、LP」

「グッバイ、クンタッチ」

そんな一抹の寂しさを伴うコメントをつぶやきながらも、ハンドルを握る先に見えるのは、確かな進化と「新世代のスーパーカーかくありき」という喜びに他ならない様子。そして「ただただ唖然とするばかり」の先に、さらなる衝撃的(あるいはもしかすると笑劇的?)ひとことが、待っています。(文:Webモーターマガジン編集部)

ランボルギーニ レヴエルト 主要諸元

●Engine
型式:L545 
種類:V12DOHC 
総排気量:6498cc 
ボア×ストローク:95.0×76.4mm 
圧縮比: 12.6 
最高出力: 607kW(825ps)/9250rpm 
最大トルク:725Nm(73.9kgm)/6750rpm 
WLTPモード燃費:11.86km/L 
CO2排出量: 276g/km 
●Motor&Battery 
搭載バッテリー種類:リチウムイオン 
フロントモーター最高出力:110/10000rpm
リアモーター最高出力:220kW/3500rpm 
システム最高出力:746kW(1015ps)
●Dimension&Weight 
全長×全幅×全高:4947×2033×1160mm 
ホイールベース:2779mm 
トレッド 前/後:1720/1701mm 
車両重量(乾燥重量):1772kg 
●Chassis 
駆動方式:4WD 
トランスミッション:8速DCT 
サスペンション形式 前:ダブルウイッシュボーン/後:ダブルウイッシュボーン 
ブレーキ 前/後:Vディスク/Vディスク 
タイヤサイズ 前、後:265/35R20、345/30R21 
●Performance 
最高速度:350km/h 
0→100km/h加速:2.5sec 
●Price車両価格:65,430,000円

This article is a sponsored article by
''.