2024年10月27日、「愛知県豊田市とWRCプロモーターは2028年まで豊田市を拠点として世界ラリー選手権(WRC)を開催する契約を締結した」という発表があった。WRC世界ラリー選手権の一戦として行われるラリージャパンは、2022年に日本に復帰して以来、愛知・岐阜の山間地域で競技が行われて人気イベントとなっているが、今回の発表で2028年までの開催継続が決定した。(写真は左から太田稔彦 豊田市長、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamの勝田貴元選手、ジョナ・シーベル WRCプロモーター マネージングディレクター)

今年の「ラリージャパン」は11月21日~24日に最終戦(第13戦)として開催

愛知県豊田市の太田稔彦市長とWRCプロモーター シニア スポーツ ディレクターのピーター・トゥール氏は、韓国の京畿道龍仁エバーランドスピードウェイで開催された「ヒョンデ N × トヨタGAZOOレーシング(Hyundai N x TOYOTA GAZOO Racing)フェスティバル」で、2028年までラリージャパンの開催契約を延長したことを発表した。

画像: 2023年の「ラリージャパン」。ラリーは愛知・岐阜の山間地域のターマック(舗装路)のスペシャルステージで行われる。2025年までの開催は決定していたが、今回の契約で3年間延長されることが決まった。

2023年の「ラリージャパン」。ラリーは愛知・岐阜の山間地域のターマック(舗装路)のスペシャルステージで行われる。2025年までの開催は決定していたが、今回の契約で3年間延長されることが決まった。

日本での世界ラリー選手権(WRC)開催は、一時期途絶えていたが、日本でのラリー人気の盛り上がりと多くのファンからの熱い支援を受けて、2022年に豊田市を拠点とした愛知・岐阜の山間地域を舞台とするターマックラリーとして復活。以来、新しい「ラリージャパン」は過去2回の開催を通じて、多くの日本のラリーファンに浸透するとともに、世界的にも多くの注目を集め、2023年には国内外から37万人を超える観客が集まった。

今年の「ラリージャパン」は11月21日~24日に最終戦(第13戦)として開催される予定で、マニュファクチャラーズ部門、ドライバーズ部門ともタイトル争いはこの最終戦までもつれ、雌雄を決する運命の一戦となる。

2024年 WRCドライバーズランキング(第12戦終了時)

1位 T.ヌーヴィル(ヒョンデ)225
2位 O.タナック(ヒョンデ)200
3位 E.エバンス(トヨタ)185
4位 S.オジェ(トヨタ)166
5位 A.フルモー(Mスポーツ・フォード)146
6位 K.ロバンペラ(トヨタ)114
7位 勝田貴元(トヨタ)102

2024年 WRCマニュファクチャラーズズランキング(第12戦終了時)

1位 ヒョンデ 526
2位 トヨタ 511
3位 Mスポーツ・フォード 267

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