ランボルギーは中国・上海で、パーソナライゼーションプログラム Ad Personamの技術の粋をつくした「レヴエルト オペラ ウニカ」のお披露目を行った。中国マーケットに向けた、この世にたった1台のモデルだ。
専門職人の手作業が生み出すボディカラーに込めたランボルギーニの電動戦略
「あなた好みの1台に仕上げます」。ランボルギーニが展開するパーソナライゼーションプログラム Ad Personamだが、このプログラムには不可能という文字は存在しないようだ。中国・上海で開催の「上海ランボルギーニ エクスペリエンス アルテ」会場で公開されたワンオフモデル「レヴエルト オペラ ウニカ」がそれを如実に物語っている。
パーソナライゼーションプログラム Ad Personamの仕来りにのっとり、専門の塗装職人が通常の塗装時間に480時間プラスした「レヴエルト オペラ ウニカ」ボディカラーのなんと見事なことか。
牡牛座の中でもっとも明るい星に向かっての旅立ちをイメージしたもので、ブラック系やレッド系のペイントが何層にもわたって手作業で塗られているのだ。これは、ランボルギーニの電動戦略「Direzione Cor Tauri(牡牛座に向かって)」とも符合する。
インテリアはブラックを基調にレッドのアクセントとなり、とてもインパクトのある空間となっている。そして、ここにも職人技が生きる。シートへのロゴステッチ製作には、通常プラス53時間の時間が割かれている。
「ランボルギーニの有する革新的なデザインと比類のないパフォーマンス、そしてパーソナライゼーションプログラム Ad Personamの無限の可能性に誇りを感じます」とデザイン ディレクターのボルケルト氏は語るが、「レヴエルト オペラ ウニカ」を前にただ頷くしかない。