「空飛ぶクルマ」の開発を進めるSkyDrive(スカイドライブ)は、大阪・関西万博後の空飛ぶクルマの社会実装を見据え、大阪の4つのエリアを選定。それぞれを結んだ「大阪ダイヤモンドルート構想」を、「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル(通称:大阪ラウンドテーブル)」で発表した。

目指すのは「いつも便利に使える空のモビリティ」

SkyDriveは「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、軽量で3人乗りの空飛ぶクルマを開発している。

画像: 現在、設計開発中の「空飛ぶクルマ」の商用機「SkyDrive式SD-05型」について、社名と同じ「SKYDRIVE(スカイドライブ)」と命名された。

現在、設計開発中の「空飛ぶクルマ」の商用機「SkyDrive式SD-05型」について、社名と同じ「SKYDRIVE(スカイドライブ)」と命名された。

大阪メトロは地下鉄およびニュートラムを9路線運営、「大阪を便利で快適な街にしていく」ことを目的に、都市型MaaS構想「e METRO」を推進している。そしてパーソナルな移動を実現するための新たな選択肢として、空飛ぶクルマも視野に入れている。

両社は2024年8月の業務提携契約を締結。その後、大阪メトロは2024年10月に「空飛ぶクルマ推進室」を社長直下で設置した。それぞれにニーズ調査や離着陸場候補地等に関する検討を重ね、4つのエリアを選定、今回の「大阪ダイヤモンドルート構想」発表に至る。

画像: SKYDRIVEの最大搭乗人数は3名(操縦士1名+乗客2名)、航続距離は約15km。

SKYDRIVEの最大搭乗人数は3名(操縦士1名+乗客2名)、航続距離は約15km。

今回、選ばれた4つのエリアは、大阪の美しい景観を楽しむことができるポイントや、主要観光地へのアクセスがスムーズになる場所を設定している。空飛ぶクルマを利用することで、パーソナルな空間で空からの眺めを楽しむことができ、移動時間そのものが特別な体験となるルートだ。

SkyDriveと大阪メトロは、本ルート構想の実現に向け、国や大阪府・市、関係機関、事業パートナーと協議・連携を深め、離着陸場設置場所の確定など、必要な検討を進めていくという。飛行距離的には短く、まさに「タクシー」な感覚となるはず。

飛行機のような「空の旅」とはちょっと違う日常の中での「快適な空の移動」という新しい価値が、ポスト万博の時代に大阪近郊、関西エリアを盛り上げるうえでも、重要な役割を果たすことになりそうだ。

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