人財育成と技術開発をテーマとしたモータースポーツ参戦
モータースポーツ参戦については、2025年もニュルブルクリンク24 時間耐久レース、SUPER GT シリーズ、全日本ラリー選手権、スーパー耐久シリーズを中心に行うことが発表された。
昨年SP4Tクラス初優勝を達成したニュルブルクリンク24 時間耐久レースは、今年も引き続き「SUBARU WRX NBR CHALLENGE」でSP4Tクラスに参戦し、2連覇を狙う。チーム監督は沢田拓也、ドライバーはカルロ・ヴァンダム選手(オランダ)、ティム・シュリック選手(ドイツ)、佐々木孝太選手(日本)、久保凜太郎選手(日本)の4名。今年も全国のSUBARU販売店から選抜された8名の精鋭メカニックがチームに参加する。
SUPER GT シリーズは引き続きGT300クラスに、SUBARU BRZ GT300で参戦する。チーム総監督は小澤正弘、チーム運営は「R&D SPORT」が担当し、ドライバーは井口卓人選手と山内英輝選手の2名。エアロコンセプトを一新したニューマシンを開発し、2021年シーズン以来のシーズンチャンピオン獲得を目指す。
スーパー耐久シリーズは人財育成と次世代商品への技術的なフィードバックを目的として、カーボンニュートラル燃料を使用するWRX S4「HIGH PERFORMANCE X FUTURE CONCEPT」で参戦。チーム体制は、SUBARUの社内エンジニアを主として、代表は本井雅人氏、監督は伊藤奨氏、ドライバーは井口卓人選手、山内英輝選手と、社員ドライバーの伊藤和広選手、花沢雅史選手が乗り込む。
さらに、全日本ラリー選手権にはWRX S4をベースにした車両でシリーズ参戦する新井敏弘選手をサポート。SUBARU販売店から選抜されたメカニックが新井選手の競技車両メンテナンスサポートを実施する。