地元のソウルフード「静岡おでん」を楽しむ

静岡に展開する天神屋による「静岡おでん」の各種。写真は、「富士の白雪」(200円)、「桜えび入り白はんぺん」(180円)、「いわしくん」(180円)、「フワ」(200円)、「おでんバーグ」(350円)の5種。
もうひとつのおすすめは、天神屋さん。こちらは静岡県内に展開する、お弁当やお総菜で知られるお店です。なんと創業70年を超える老舗です。これまでもSA/PAに出店していましたが、フードコートに店を構えるのは初めてのこととか。
地元の店と同じように、お弁当やお総菜が用意されていますが、グルメとしての推しが「静岡おでん」です。おでんの種(具材)は、静岡おでんの定番である「黒はんぺん」(180円)をはじめ10種以上! しかも、その中には天神屋さんのオリジナルが数多くあるという点も見逃せません。そこで、今回はオリジナル中心に紹介したいと思います。
ピックアップしたのは、「富士の白雪」(200円)、「桜えび入り白はんぺん」(180円)、「いわしくん」(180円)、「フワ」(200円)、「おでんバーグ」(350円)の5種です。この中で人気ナンバー1となるのが「富士の白雪」。お肉をお餅につめた、おでん種。もちもちの食感の先に、ジューシーなお肉が楽しめます。「桜えび入り白はんぺん」は、上品な桜えびの風味が楽しめる白身魚のはんぺん。由比で作られる地元自慢の逸品です。
「いわしくん」は、イワシをたっぷり使ったはんぺん。玉ねぎの甘みがあって、まろやかで食べやすく仕上がっています。「フワ」は、牛の肺を使った串もの。コリコリした食感で、牛のうま味が楽しめます。クセが少ないのも嬉しい点です。「おでんバーグ」はお肉のハンバーグに静岡おでんの定番・黒はんぺんを練り込みました。しみ込んだ出汁が、お肉とお魚の味をさらなる高みへといざないます。
楽しく食べて、お腹も心もポカポカになる。それが静岡おでんの魅力でしょう。筆者も大好きな逸品です!(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:中日本エクシス)
※価格は、2025年4月時点のものですが、昨今の原料費高騰などの関係で価格が変わる可能性はあります。

リニューアルされた清水PA(上下集約)のフードコート。奥と手前、通路側の三方を物販店舗に囲まれている。
新東名高速・清水PA(上下集約)
●営業時間
「横浜家系ラーメン魂心家」:9時~21時
「天神屋」:9時~21時
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。
価格は、すべて消費税込みです。
価格等は、2025年4月時点のものとなりますが、
昨今の原料費高騰などの関係で価格が変わる可能性はあります。