2024年暮れの大幅リニューアルで新しいお店が登場

清水PA(上下集約)は、地域を代表する大型SAPAとしてネオパーサ(NEOPASA)の名前が与えられている。
新東名高速の清水PA(上下集約)は、静岡県のほぼ真ん中に位置する静岡市清水区にあり、地域の中核エリアとして「ネオパーサ(NEOPASA)清水」とも呼ばれています。静岡県の真ん中ということで、「清水しぞ~か物産展」や「東海道駿河楽市」など、静岡県関連のおみやげが充実。さらに、バイク用品メーカーであるクシタニのグッズや衣類を扱う「KUSHITANI PERFORMANCE STORE」や、軽食を提供する「KUSHITANI CAFE」もあり、クルマやバイク好きならば、ぜひとも立ち寄ってみたいPAです。
そんな清水PA(上下集約)は、2024年の暮れに大規模なリニューアルが実施されました。これにより新しく8店舗がオープンし、「KUSHITANI CAFE」も改装されています。そんな新しいお店から、オススメのグルメ2品を紹介しましょう。
「ご飯に合うラーメン」を楽しめる魂心家の一杯

高速道路のSA/PA初出店となる、清水PA(上下集約)の「横浜家系ラーメン魂心家」。看板メニューとなるのが「魂心らーめん+ライスセット」(1100円)。
最初に紹介するのが、高速道路のSA/PAに初出店となる「横浜家系ラーメン魂心家」の「魂心らーめん+ライスセット」(1100円)です。横浜家系ラーメンの一派となる「魂心家」の特徴は、「ライスに合うラーメン」というところ。つまり、ライスセットであるところがポイントとなります。ちなみに、スタンダードな「らーめん+ライスセット」(980円)との違いは、味付きのゆでたまごである味玉と炙りチャーシューが追加されているところです。
スタンダードの「らーめん」(880円)にも、味付けチャーシューと、小さなうずらたまごが入っていますから、「魂心らーめん」は、2種のたまごとチャーシューが楽しめます。また、スープは豚骨をベースにしつつも、「醤油」「塩」「豚骨味噌」「黒胡椒味噌」の4種が用意されています。今回は、定番となる「醤油」を選びました。つまり、スープは醤油豚骨になります。
まずは、魂心家の最大の特徴である「濃まろ豚骨スープ」から。真っ白なスープは、クリーミーで濃厚。それでいて、くどくなく、さっぱりとした後味です。独立した、スープ料理のようですね。なるほど、これならご飯もすすむことでしょう。面白いもので、自家製の中太ストレート麺は、しっかりとした食感で噛み応えがあり、ご飯のようにも感じます。
スープと麺が、主菜とご飯のような関係ですから、主菜であるスープを軸に、麺もご飯もいけることになります。ちなみに、お店のおすすめは「スープをしみ込ませた海苔でライスを食べ、最後はライスにスープをかけておじや風にする」とのこと。今回は、普通にスープと麺をいただきつつ、2種のチャーシューとたまごを食べ比べていたら、あっという間に完食してしまいました。おいしく、楽しく、そして満腹になるメニューでした!