2025年3月21日から全国のGR Garage店頭にて抽選受付が始まっている究極のスープラ“A90 Final Edition(以下、ファイナルエディション)”」の実車と初のご対面。親戚一同に借金をしてでも1500万円かき集めたくなってしまいました。その前に「高倍率」という関門を突破しなければいけないけれど・・・。

オートモビルカウンシル2025では「大人しめ」

3月21日に出された発表リリースで「ファイナルエディション」の存在を知って以来、あちらこちらで「ヒアリング」にいそしんでみました。

画像: マットブラックに映える会場照明が、ぬめぬめとした肉感的なフォルムを際立たせていた。写真奥に見えるのが、「よみがえった」70スープラ。

マットブラックに映える会場照明が、ぬめぬめとした肉感的なフォルムを際立たせていた。写真奥に見えるのが、「よみがえった」70スープラ。

羨ましいことにすでに試乗経験のあるモータージャーナリストからには「絶対、1500万円以上の価値があるよ!」と煽れられ、これは見逃せない!! 至近のGRガレージを訪れ抽選の状況を聞いてみると、抽選開始から10日ほどの段階で、同店舗があるエリアだけで倍率はすでに2倍を超えてしまっていると聞き、日本全国での想定倍率を単純計算して心が折れそうに・・・。

チャンスがあればせめて実車を見てみたいな、と考えていたところでオートモビルカウンシル2025に出展される! これはもう運命かもしれない、と本気で思ったので、はせ参じてみたのでした。

GRブースのファイナルエディションは70、80とともに並べられています。出展のテーマ的には「よみがえった70」が主役で、80もしっかり新車感覚にリファインできますよ!という流れ。ファイナルエディションは意外に「推し」感が薄い。いわゆるメーカー純正の旧車復活への取り組みには非常に興味があるけれど、ちょっと寂しい。

全身マットブラックづくめの強烈インパクト

それでも全身マットブラックを纏ったファイナルエディションは確かに、映えて(ばえて)います。黒に黒いパーツだから写真ではあまり目立たないのだけれど、付加されたエアロパーツ、とくにフロントまわりのカナード類の自己主張は想定外に激しいような気も。

画像: GT4と同形と思しき鍛造アルミホイールは前19インチ、後20インチ。最近は20インチ越えの大径タイプがけっこう当たり前のように売られているけれど、街乗りではそれなりに気を使う。万が一の時にはお財布へのダメージも大きいし、そういう意味ではほどよく大きいのが嬉しいかも。

GT4と同形と思しき鍛造アルミホイールは前19インチ、後20インチ。最近は20インチ越えの大径タイプがけっこう当たり前のように売られているけれど、街乗りではそれなりに気を使う。万が一の時にはお財布へのダメージも大きいし、そういう意味ではほどよく大きいのが嬉しいかも。

ほぼほぼ黒づくめだけれど、専用アルミホイールの間から覗く真っ赤なキャリパーがひときわエロいところもお気に入りのポイントになりました。

一方でひとつ気になったのは、マットブラックの塗装です。展示車はもちろんおさわり禁止でしたが、管理しているスタッフもメンテナンスにけっこう気を使うというから、やはりそれなりに死刑質な様子です。不用意に布でこするとそうとうダメージが大きいのではないかと。

特別な存在感を放つカラーだけに、コンディションの維持には万全を期したいところ。年に一度のKeePer詣では必須かもしれません。

それにしても、アグラボヴィッチマフラーのサウンドを聴いてみたい・・・。

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